心ゆくまで崖っぷちで読む本

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事件・事故

【読書335】エンジェルフライト 国際霊柩送還士

「エンジェルフライト」感想。死生観の違い、家族を亡くすということ。死者との向き合い方など。

【読書328】カルトの村で生まれました。

Kindle本。めずらしく漫画。 カルト村で生まれました。 作者: 高田かや 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/02/12 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る カルトの村…、ある宗教団体のコミュニティーの中で生まれ育った筆者によるコミッ…

【読書321】森に眠る魚

「森に眠る魚」(角田光代/双葉社) 1999年に起きた文京区幼女殺人事件をモチーフに、「お受験」に直面した母親たちの狂瀾を描く。 あけっぴろげな性格でヤンキー感ただよう繭子、美人で明るく叱らない子育ての千花、臆病で慎重派の瞳、裕福な奥様だけど自分の…

【読書273】海の翼

「海の翼」(秋月達郎/新人物往来社/守谷中央図書館所蔵) 「いいでしょう」 ビルセルは、即座に快諾した。 「至急、日本人を救うための航空機を派遣してもらえるよう、本国に電報を打ちます」(109ページ) たったこれだけのセリフに、思わず涙がこぼれそうにな…

【読書232】家族喰い−尼崎連続変死事件の真相

「家族喰い――尼崎連続変死事件の真相」(小野一光/太田出版) 一般人が被害者となった殺人事件で、これだけ全貌を掴むのが難しい事件も珍しい気がする。 2012年に発覚した通称尼崎連続変死事件。複数世帯の家族が長期間虐待、監禁され、複数名が殺害された連続…

【読書228】震災・避難所生活と地域防災力―北茨城市大津町の記録

「震災・避難所生活と地域防災力―北茨城市大津町の記録」(松村直道/東信堂) 茨城県北部、福島県との県境に位置する北茨城市。 3月11日の東日本大震災の際には、茨城県内で最も被害が大きく、津波による死者は5名。福島第一原発からは70kmに位置しており、初…

【読書197】宴のあと

「宴のあと」(三島由紀夫/新潮文庫) 本作の主人公である福沢かづは高級料亭「雪後庵」を一人で切り盛りする女将、いわゆる女傑として描かれている。保守党御用達の料亭の女将でありながら、50代にして革新党の野口雄賢に出会い、結婚する。 やがて野口が革新…

【読書195】おろしや国酔夢譚

「おろしや国酔夢譚」(井上靖/文春文庫) 天明2年(西暦1782年)、江戸を目指して伊勢を出向した、船「神昌丸」は台風に遭遇し、大黒屋光太夫をはじめ17名の船員たち。 漂流中に1人、漂着した厳しい寒さのアムチトカ島での7人をはじめ、櫛の歯が抜けていくよう…

【読書194】朽ちていった命―被曝治療83日間の記録

「朽ちていった命―被曝治療83日間の記録」(NHK「東海村臨界事故」取材班/新潮文庫) 「おれはモルモットじゃない」(79ページ) 言葉を発した本人の気持ち、聞いた医療従事者たちの気持ちは、いかほどであったろうか。 ほとんど、知見もない中であの手この手を…

【読書192】たった一人の生還―「たか号」漂流二十七日間の闘い

「たった一人の生還―「たか号」漂流二十七日間の闘い」(佐野三治/新潮文庫) 1991年12月。国際ヨットレースに出場すべく出船し、転覆した「たか号」。 命からがら、ライフラフトに乗り込んだ彼らに残された食糧は、ビスケットが九枚、飲料水が一本。わずかそ…

【読書176】冤罪 ある日、私は犯人にされた

「冤罪 ある日、私は犯人にされた」(朝日新聞出版/菅家利和/岡崎市立図書館所蔵) なんともコメントに困る本だなぁ、というのが率直な感想である。 正直に思ったことを書いてしまうと不謹慎だと叩かれそうであるし、かといって、そこに触れずに書いても核心に…

【読書145】墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便

123便 日航機墜落事故 御巣鷹山 JA8119 JAL 日本航空 法医学