心ゆくまで崖っぷちで読む本

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極地環境

【読書330】雪男は向こうからやってきた

雪男は向こうからやって来た (集英社文庫) 作者: 角幡唯介 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2013/11/20 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 「会社を辞めて何をするんだ」 「とりあえず、またチベットにでも行こうかなと思っていますが…」 …

【読書327】探検家の日々本本

探検家の日々本本 作者: 角幡唯介 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2015/02/10 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 探検家でありノンフィクション作家、角幡唯介さんのエッセイ集。 タイトルから連想されるような書評集、読んだ書籍の紹介…

【読書266】空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む

「空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む」(角幡唯介/集英社/ひたちなか市立図書館所蔵) プロローグを読み終えた時、なんだかドキドキした。 極上の冒険小説の、あるいは、歴史上の大冒険家の手記の、序章読み終えた気分、とでも言おうか…

【読書260】 そして、奇跡は起こった! シャクルトン隊、全員生還

「そして、奇跡は起こった!―シャクルトン隊、全員生還」(ジェニファー・アームストロング/評論社/ひたちなか市立図書館書蔵) 求む男子。至難の旅。 僅かな報酬。極寒。暗黒の長い日々。絶えざる危険。生還の保証無し。 成功の暁には名誉と賞賛を得る。アーネ…

【読書244】アグルーカの行方-129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極

「アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極」(角幡唯介/集英社/ひたちなか市立図書館書蔵) それからずいぶんと長い間、他の人間の姿を目にすることはなかった。(27ページ) 冒頭として、なんという静謐感であろうか。 北極だろうが南極だろ…

【読書195】おろしや国酔夢譚

「おろしや国酔夢譚」(井上靖/文春文庫) 天明2年(西暦1782年)、江戸を目指して伊勢を出向した、船「神昌丸」は台風に遭遇し、大黒屋光太夫をはじめ17名の船員たち。 漂流中に1人、漂着した厳しい寒さのアムチトカ島での7人をはじめ、櫛の歯が抜けていくよう…

【読書185】面白南極料理人

「面白南極料理人」(西村淳/新潮文庫) ある意味、究極の旅本であり食事本。 日本の南極観測基地中でも標高3810mに位置する、ドームふじ。 有名な昭和基地からは1000㎞離れており、南極で最も低温な領域のひとつ。 本書はそんなドームふじ第38次越冬隊(1996-1…

【読書151】マイナス50℃の世界

「マイナス50℃の世界」 (米原万里/角川ソフィア文庫) 「お元気ですか。こちらはもうすっかり暖かくなりました。外の気温はマイナス21度。暑いほどです」 (中略) 「東京は春だというのにまだはだ寒く、きょうの気温はプラス21度です」 北半球で最も寒い都市ヤ…