心ゆくまで崖っぷちで読む本

読む読む書く書く、時々考える(旧insolble)

生物学

【読書343】月経の前だけうつ病になってしまう女性たち―PMDD(月経前不快気分障害)を治す

図書館本。自身のPMSを少しでも改善したいと思って借りてきた。 月経の前だけうつ病になってしまう女性たち―PMDD(月経前不快気分障害)を治す (健康ライブラリー) 作者: 山田和男 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2008/07/11 メディア: 単行本 購入: 26人 ク…

【読書270】おとぎ話の生物学

「おとぎ話の生物学―森のキノコはなぜ水玉模様なのか?」(蓮実香佑/PHP研究所/ひたちなか市立図書館書蔵) かちかち山や桃太郎、白雪姫…。おとぎ話の世界には、現代の常識でははてなマークが浮かんでしまうような設定があふれている。寿命を閉じ込めた玉手箱に…

【読書268】自分の体で実験したい―命がけの科学者列伝

「自分の体で実験したい―命がけの科学者列伝」(/紀伊國屋書店/ひたちなか市立図書館所蔵) 使命感、知的好奇心、自分への挑戦…などなど。動機は様々なれど、なにかに突き動かされて己の身体で実験し始める人々がいる。 患者の血液を接種して死に至った医師、…

【読書265】H5N1―強毒性新型インフルエンザウイルス日本上陸のシナリオ

「H5N1―強毒性新型インフルエンザウイルス日本上陸のシナリオ」(岡田晴恵/ダイヤモンド社/ひたちなか市立図書館所蔵) 鳥インフルエンザH5N1型。主に呼吸器系に疾患をもたらす弱毒性のインフルエンザとは異なり、H5型のインフルエンザウィルスは強毒性を示す…

【読書253】赤ちゃんの科学ーヒトはどのように生まれてくるのか

「赤ちゃんの科学」(マーク・スローン/NHK出版/ひたちなか市立図書館書蔵) 自分の妊娠出産をきっかけに、赤ちゃんに関する本を読むようになった。 読もうと思えば科学、医学、保育、教育はてはスピリチュアルまで、対象も母体、胎児、新生児、赤ちゃんと様々…

【読書251】おっぱいの科学

「おっぱいの科学」(フローレンス ウィリアムズ/東洋書林/ひたちなか市立図書館書蔵) 乳房を前にすると大のおとなも赤ん坊並みに頭がぼんやりしてしまう。(6ページ) そう、乳房、乳、おっぱい。 みんな大好き、おっぱい。 おっぱいにまつわるあれやこれや。…

【読書248】サボり上手な動物たち――海の中から新発見!

「サボり上手な動物たち――海の中から新発見!」(佐藤克文・森阪匡通/岩波科学ライブラリー/ひたちなか市立図書館蔵書) 対象を記録するという手法の発明は、従来の手法、観察では「行動」に着目しがちであるが、記録することによって「行動しない」場面の存在…

【読書246】シロアリ―女王様、その手がありましたか!

「シロアリ――女王様、その手がありましたか! 」(松浦健二/岩波科学ライブラリー/ひたちなか市立図書館書蔵) タイトルの通り、シロアリ本。 真社会的昆虫であるシロアリの生態や習性について語られた、まさしく生物体としてのシロアリ本。 ⚫︎シロアリはアリよ…

【読書245】パンデミック新時代

「パンデミック新時代―人類の進化とウイルスの謎に迫る」(ネイサン・ウルフ/NHK出版/ひたちなか市立図書館書蔵) パンデミック。病害の世界的な流行を指し、爆発的感染、とも訳される。 エボラ出血熱の感染者が過去最大となり、アフリカ以外の国で感染者が見…

【読書242】タマゾン川 多摩川でいのちを考える

「タマゾン川 多摩川でいのちを考える」(山崎充哲/旬報社) かつては「死の川」と恐れられながらも、下水処理施設の建設により清らかさを取り戻した都市河川、多摩川。 清流で名高い四万十川と同等の清流へと蘇った多摩川であるが、近年新たな問題が持ち上が…

【読書241】動物による農作物被害の総合対策

「動物による農作物被害の総合対策: 最新の動物行動学に基づいた」(誠文堂新光社/ひたちなか市立図書館蔵書) 以前のアパートで鳩の巣に悩まされたことがあるので、獣害を受けている立場から言えば、本当に迷惑でストレスなのは重々承知なのだが、うっかり楽…

【読書239】赤ちゃん学を知っていますか?

「赤ちゃん学を知っていますか?―ここまできた新常識」(産経新聞「新赤ちゃん学」取材班/新潮文庫) 「赤ちゃん」研究の最前線を取材しまとめまたもの。 とはいっても、初出の新聞連載は2002年、現在は2014年なので、すでに12年前になる。 12年の間に新たな知…

【読書237】ぶらりミクロ散歩ー電子顕微鏡で覗く世界

「ぶらりミクロ散歩――電子顕微鏡で覗く世界」(田中敬一/岩波新書) 電子顕微鏡といえば、研究室の最奥にどでんと鎮座して、高額巨大実験機械の代名詞のようなものじゃなかろうか。 それが、近年、低真空走査電子顕微鏡というものが開発され、高校や町工場に設…

【読書223】FLOWER

2007年、国立科学博物館の特別展「 花 FLOWER~太古の花から青いバラまで~」のパンフレットだが、花の構造から花卉栽培の歴史、品種改良の現在まで幅広くまとめられている。 展示自体は植物分類学の祖であるリンネ生誕300年を記念して行われたもの。 当時の…

【読書220】オスとメスの科学

「性の世界は不思議だらけ! オスとメスの科学」(クリエイティブスイート/宝島社) 読み物。話半分、面白半分に読むのがいいと思う。 性染色体のなかには、最終的な身長に関わる遺伝子があることがわかっている。(33ページ) 身長関連遺伝子がY染色体上にある…

【読書219】薬は体に何をするか

「薬は体に何をするか」(矢沢サイエンスオフィス) タイトルの通り、いくつかの病気とその治療薬、対処薬の作用機作について記されている。 2006年発行で日進月歩な医学の分野ではすでにやや古めになってしまうのかもしれないが、雑学としては十分であろう…

【読書214】子供の「脳」は肌にある

「子供の「脳」は肌にある」 (山口創/光文社新書) このように考えてくると、「体」を豊かに育むことによつて、結果として豊かでしなやかな「心」が育つ。 そしてしなやかな感性をもつた「心」から、「頭」が発達するという順番になるだろう。(中略)本書では…

【読書199】『性別が、ない!』ということ。

「『性別が、ない!』ということ。」(新井祥/ぶんか社) 30歳までは女性として生活。 31歳の時の染色体検査で性分化疾患、いわゆる半陰陽(インターセックス)であることが判明して、男性へ性転換(?)した新井さんのエッセイ。 ホルモンバランスで、男性的嗜好と…

【読書194】朽ちていった命―被曝治療83日間の記録

「朽ちていった命―被曝治療83日間の記録」(NHK「東海村臨界事故」取材班/新潮文庫) 「おれはモルモットじゃない」(79ページ) 言葉を発した本人の気持ち、聞いた医療従事者たちの気持ちは、いかほどであったろうか。 ほとんど、知見もない中であの手この手を…

【読書183】本当は怖い動物の子育て

「本当は怖い動物の子育て」(竹内久美子/新潮新書) 野生動物にみる育児放棄、子殺し、兄弟殺しから、人間社会、パラグアイの先住民にはじまり、現代社会での虐待の原因までを動物行動学的見地から解説している一冊。 動物をメインで扱った前半と、人間社会に…

【読書177】ヒトはなぜ難産なのか―お産からみる人類進化

「ヒトはなぜ難産なのか―お産からみる人類進化」(奈良貴史/岩波科学ライブラリー) ヒトは難産である。数多の野生動物と比較して難産なのはもちろん、霊長類、類人猿と比較しても、非常に難産であるらしい。それはなぜなのか? 現在の難産の原因を、お産は本…

【読書175】赤ちゃんは世界をどう見ているのか

「赤ちゃんは世界をどう見ているのか」(山口真美/平凡社新書) 眼があれば見えるのか?(12ページ) 第一章をひらき、一番最初の副題になっているこの疑問を解決すべく書かれた一冊。 生まれ落ちたばかりの赤子の視力は弱い。 乳幼児の視覚、またその獲得をテー…

【読書173】タンパク質の一生: 生命活動の舞台裏

「タンパク質の一生―生命活動の舞台裏」(永田 和宏/岩波新書) タイトル通り、タンパク質の製造から成熟、輸送、品質管理から分解までを一通りの流れで解説する一冊。 生化学の知識、最低でも有機化学の知識がないと理解するのは難しいのではないかと思う。 …

【読書171】0歳児がことばを獲得するとき―行動学からのアプローチ

「0歳児がことばを獲得するとき―行動学からのアプローチ 」(正高信男/中公新書) タイトル通り、生まれた子供が言語を獲得していく過程について、心身の両面からまとめられている。 月齢の異なる幼児の比較、月齢の同じくらいの幼児の比較に始まり、ヒト以外…

【読書168】NATIONAL GEOGRAPHIC 日本版 2013年 07月号

「NATIONAL GEOGRAPHIC 日本版 2013年 07月号」 「デニソワ人 -知られざる祖先の物語-」 我々現生人類とも、現生人類と一時は同時に存在し、交雑しながらも滅びたクロマニョン人。そのどちらとも異なる第三の人類の化石が発見された。 彼らの名はデニソワ人…

【読書163】大便通 知っているようで知らない大腸・便・腸内細菌

「大便通 知っているようで知らない大腸・便・腸内細菌」(辨野義己/幻冬舎新書) 世界各国6千人分の大便を収集し、観察・分析してきた大便の研究者による大便本。 すっごく端的には、「肉食を控えて、食物繊維と乳酸菌を接種せよ」ということが語られている一…

【読書161】たのしく学べる乳幼児の心理」

「たのしく学べる乳幼児の心理」(櫻井茂男、岩立京子/福村出版/岡崎市立図書館所蔵) 各章ごとのテーマに沿って乳児から幼児の発達に関する内容が延べられ、参考となる文献や研究が紹介されている。 細切れのため読みやすいが、意識して読まないと記憶に残り…

【読書161】ドングリの謎: 拾って、食べて、考えた

「ドングリの謎: 拾って、食べて、考えた」(盛口満/ちくま文庫) 埼玉県飯能市にある私立自由の森学園中学校・高等学校の教諭で、拾い物を趣味とする筆者がどんぐりをテーマまとめたフィールドワークノート。 ボルネオで世界最大のどんぐりを拾う?どんぐりっ…

【読書156】【読書157】にぎやかな天地(上)(下)

「にぎやかな天地〈上〉」「にぎやかな天地〈下〉」(宮本輝/中公文庫) その昔、糠漬けとともに実家から送られてきた作品。旧題「賑やかな天地」。 しかも、本作は上・下二巻の作品なのに、なぜか上巻のみを送ってくるといういじめプレイだった。 とりあえず…

【読書153-155】山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記(1)(2)(3)

「山賊ダイアリー(1) 」「山賊ダイアリー(2)」「山賊ダイアリー(3)」(岡本健太郎/イブニングKC) 漫画だけど分けてカウントするのがめんどくさいので、読書と一本化。 猟銃所持許可・狩猟免許を持つ作者自身の経験を描いた実録風漫画。猟師、シビエ本。 イノ…