心ゆくまで崖っぷちで読む本

読む読む書く書く、時々考える(旧insolble)

絵本・児童書

【読書300】魔女の宅急便6 それぞれの旅立ち

「魔女の宅急便 〈その6〉それぞれの旅立ち」(角野栄子/福音館創作童話シリーズ) 魔女の宅急便5 魔法のとまり木より15年。 キキとトンボさんの間には双子の姉弟が生まれていた。本作はこの双子が主人公である。 姉のニニと弟のトト。二人は11歳。本当なら、…

【読書299】魔女の宅急便5

「魔女の宅急便〈その5〉魔法のとまり木」 (角野栄子/福音館創作童話シリーズ) トンボさんとの恋の行方、結婚式のヴェール、変わっていくジジ、そしてサヤオさん。 キキの物語はこれでおしまい。 長い長い思春期のトンネルを抜けて、最終話にふさわしい大円…

【読書294】魔女の宅急便4 キキの恋

「魔女の宅急便4 キキの恋」(角野栄子/福音館/ひたちなか市立図書館書蔵) カラッと爽やかな夏のシーンから始まる。 しかし、前巻ほどではないにせよ、うじうじは健在で、もう読むのをやめてしまおうかと一瞬思った。 魔女とはいえ、キキは年若き乙女。恋もす…

【読書293】魔女の宅急便3 キキともうひとりの魔女

「魔女の宅急便3 キキともうひとりの魔女(角野栄子/福音館/ひたちなか市立図書館書蔵) 不幸になるための近道の一つ。 それは他人と自分を比べて、他人を羨むことなんじゃないだろうか。 それだけで人は誰でも簡単に不幸になれる。 本作のキキはまさにそんな…

【読書291】魔女の宅急便2 キキと新しい魔法

「魔女の宅急便 2 キキと新しい魔法」(角野栄子/角川文庫) 魔女を生業とする14歳の少女キキの成長物語。二冊目。 「赤い靴」や「黒い手紙」は、清々しく結ばれているけれど、重いテーマを扱っている。 一巻の少し浮き足立った雰囲気は減って、新しい街で自分…

【読書288】どうぶついろいろかくれんぼ

「どうぶついろいろかくれんぼ 」(/) (いしかわこうじ/ポプラ社) 破られる心配の少ない、厚紙絵本である。 謎かけの書かれたカラーのページに、くり抜かれたページを重ねると動物が現れるという仕掛けになっている。 擬音語や響きを楽しむ赤ちゃん絵本から一…

【読書287】さわれる まなべる きょうりゅうたち

「さわれるまなべるきょうりゅうたち」(ニニー ・絵、松永りえ・訳/パイインターナショナル) 表紙の卵に始まり、色とりどりの恐竜、体皮、歯などが特殊な紙になっており、正に触れる絵本だ。 「うろこみたいな かわでおおわれているんだよ」 の文章に思わず…

【読書286】だるまさんの

「だるまさんの」(かがくいひろし/ブロンズ新社) 「だるまさんが」に続くだるまさんシリーズの2冊目。 「だるまさんが」ではだるまさんが様々な動作をしていたのに対して、本作ではだるまさんの様々な身体のパーツに焦点があたっている。 1作目おなじくテン…

【読書275】まかせとけ(はたらくくるま)

「まかせとけ (はたらくくるま)」() (三浦太郎/偕成社) 子どもの柔らかい頭は、妙なものを覚えることに発揮されたりする。 わたしは字が読めなくてもお気に入りの本を一字一句暗唱する子どもだったらしいし、列車の名前や虫の名前、変わったところでは洗剤の…

【読書268】自分の体で実験したい―命がけの科学者列伝

「自分の体で実験したい―命がけの科学者列伝」(/紀伊國屋書店/ひたちなか市立図書館所蔵) 使命感、知的好奇心、自分への挑戦…などなど。動機は様々なれど、なにかに突き動かされて己の身体で実験し始める人々がいる。 患者の血液を接種して死に至った医師、…

【読書260】 そして、奇跡は起こった! シャクルトン隊、全員生還

「そして、奇跡は起こった!―シャクルトン隊、全員生還」(ジェニファー・アームストロング/評論社/ひたちなか市立図書館書蔵) 求む男子。至難の旅。 僅かな報酬。極寒。暗黒の長い日々。絶えざる危険。生還の保証無し。 成功の暁には名誉と賞賛を得る。アーネ…

【読書252】おつきさまこんばんわ

「おつきさまこんばんは―くつくつあるけのほん4」(林 明子/福音館) この絵本は、私の記憶にはない絵本である。 実家には180cm本棚まるまる一台分の絵本があった。 定期購読していたこどものともに科学のとも、その他母が気に入った児童文学。 三人兄弟だった…

【読書249】いないいないばぁ

「いないいないばあ」(松谷みよ子/童心社) 赤ちゃん用の絵本、と考えた時に真っ先に思い浮かんだのが本書だった。 でも、自分では買うまい、と思っていた。 絶対、どこかで誰かから頂ける気がしたから…!w 私自身、読み聞かされたし、夫の実家にもまだ残って…

【読書247】だるまさんが

「だるまさんが 」(かがくいひろし/ブロンズ新社) 赤ちゃん向け。ページは厚紙ではなく、読み聞かせ用の一般的な絵本である。 赤いだるまさんがゆらゆらしながらの「だるまさんが」のいわゆる溜めのパートと、「にこっ」や「ぷっ」といった動作のパートが繰…

【読書230】めっきらもっきらどぉんどん

「めっきらもっきら どおんどん」 「めっきら、もっきら、どおんどん」 妙に耳に残る響き。 音の響きだけは忘れない。意味のある言葉ではないのにもかかわらず、である。 シンプルに言ってしまえば神隠しにあって戻ってくるお話である。 だけど、現実世界に…

【読書229】しまっちゃうおじさんのこと

「しまっちゃうおじさんのこと」(いがらしみきお/竹書房) ピンクのヒョウ柄というアダルティーな外見。渋いのにテンション高い声。 「はーい!どんっどんしまっちゃうよーー!」 そんな台詞を合い言葉に、強烈なインパクトで通り過ぎていく、彼の名はしまっ…

【読書222】少女ポリアンナ

「新訳 少女ポリアンナ」(エレナ・ポーター/角川文庫) 「嬢さんは何でも苦労なしに嬉しくなれるみたいよね」 ナンシーは一言い返しながらも、何もない屋根裏の小部屋を見た時の、ポリアンナの勇敢な態度を思い出し、胸が詰まりそうだった。 ポリアンナは低…

【読書189】てるてるあした

「てるてるあした」(加納朋子/幻冬舎文庫) 中高生向け現代ファンタジー。 高校受験が終わり、中学校を卒業して高校入学間際の春休み。 両親の夜逃げにより、高校へは進学できなくなり、遠い親戚だという「鈴木さん」を頼って、佐々良にやってきた照代。 居候…

【読書159】赤ちゃん絵本ノート 赤ちゃんが微笑む、とっておきの絵本160冊

「赤ちゃん絵本ノート 赤ちゃんが微笑む、とっておきの絵本160冊 Marble books」(田中尚人、あべみちこ/Marble books/岡崎市立図書館所蔵) 0歳から3歳を対象とした絵本本。 案外知っている絵本が少なかくて良かった。知っていたのは1.5割~2割程度だろうか。…

【読書061】銀の森のパット

「銀の森のパット」(モンゴメリ/角川文庫) モンゴメリって誰だっけなー。少女文学っぽいイメージだなぁ、等と思いながら購入した一冊。 代表作は「赤毛のアン」、英米文学の方でした。角川WEBで立ち読みができます。(立ち読み:銀の森のパッド) カナダのプリ…