心ゆくまで崖っぷちで読む本

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【読書022】凍りのくじら

凍りのくじら」(辻村深月/講談社文庫)

ジャンルはんー、なんだろう。ミステリではないなぁ。

辻村さんの作品は「ぼくのメジャースプーン」のみ既読。

正直、個人的には「ぼくのメジャースプーン」はいまいちだったんですけど、人気がある作家さんのようなのでもう一冊だけ読んでみることに。

んー…。

結論として辻村さんの作品は合わない。

ついで「ぼくのメジャースプーン」こちらのレポも。

どちらもマイナス評価なので隠します。

ぼくのメジャースプーン」(辻村深月/講談社文庫)(参考:wikiぼくのメジャースプーン」)

とりあえず、凍りのくじらの作中に出てくるドラえもんの海底鬼岩城は面白いよ。

***

まずは「凍りのクジラ」から。

ドラえもん道具を絡めた構成はおもしろいかもしれないけど話のネタに過ぎないよね。

最後だってこじつけっぽいしなぁ。

別にドラえもんの道具じゃなくてもいいよね。

SFに当てはめて考えるのだって、頭に「不」がつく言葉ばかりで、この作家さんは語彙が少ない人なの?って感想になってしまった。

不思議はまぁいいとして、不満、不在、不自由、不完全…。

そうじゃない単語もちゃんとあるんだけど「不」のつく単語が多すぎて苦し紛れな印象。

出来ないならやらなければいいのに。

言葉遊びなのは別にいいんだけど、上手くもおもしろくもない事を「おもしろいでしょ?」「すごいでしょ?」って言われてる気分。

「ぼくのメジャースプーン」にも言えるけど、くだらない人間が「他人はくだらない」って言ってる感じ。

選民感って言うよりも、過剰な自意識かなぁ。

主人公が薄っぺらい。オチもイマイチ。

文章は全部説明しないと気が済まない感じ。無駄に長いだけで情緒がない。

陳腐な感じ。

しかしAmazonでの評価は高いんだよね。

難しい。

表紙絵はインパクトもあっていいかなぁと思います。

***

ぼくのメジャースプーン」(辻村深月/講談社文庫)

端的には超能力を得た小学生による復讐劇。

主人公が小学生であることを差し引いても、児童文学向けの題材な気がします。言い方は悪いけど、なーんか稚拙。

主人公が「大人の書く子供」でしかないのも一因かもしれません。

「大人びた子供」でもなく「頭の良い子供」でもなく。大人が都合良く書いた「子供」。しかも偉そうに説教をかます。

それだったら、子供じゃなくて良いじゃん。

2007年、第60回日本推理作家協会賞長編及び連作短編部門にノミネートされ、amazonでの評価も高く、感動的と評される作品だけど、私はだめでした。

一部キャラも単にキャラ萌えじゃん。

・・・等々と、実は「凍りのくじら」を読む前に思い返していたらすっごく読書意欲が失せたのは秘密。がんばって読んだけどやっぱだめだったよ!w