心ゆくまで崖っぷちで読む本

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【読書078】水木しげるの雨月物語

水木しげるの雨月物語」(水木しげる/河出文庫)

 

雨月物語(上田秋成)より「吉備津の釜」「夢応の鯉魚」「蛇性の婬」の三篇が、水木しげるの挿絵付きでまとめた一冊。挿絵が多く、構造としては絵本に近い。

 

雨月物語自体は、江戸時代の読み本で怪異小説9篇からなるもの。

 

三篇の中では、「吉備津の釜」「蛇性の婬」が女に取り殺される系の怪談。

「夢応の鯉魚」が、こん睡状態にあった僧侶が、蘇生して後に、鯉になって泳ぎまわった世界を語る、という少し不思議な話。

「夢応の鯉魚」が好きです。