心ゆくまで崖っぷちで読む本

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【読書100】セレモニー黒真珠

文庫 セレモニー黒真珠」(宮木あや子/MF文庫ダ・ヴィンチ)

 

花宵道中」に続き、宮木さん二冊目。

葬儀屋「セレモニー黒真珠」の社員3名を主軸に、人の死後、葬儀を通じて垣間見る人間関係を描いた連作集。

 

文句なしに面白かった。

登場人物たちは各自重いものを抱えてていて、しかも舞台となるのが人の死後、葬儀の前後。暗く暗くなりそうな設定にもかかわらず、軽いタッチで暗さは感じない。

 

文章も描きすぎ感がなく物足りなさもなく…。

絶妙なバランスで、さらっとした読後感である。

 

お気に入りは「主なき葬儀」「セレモニー黒真珠」あたりかな。

妹尾が好きです。妹尾かわいい。