心ゆくまで崖っぷちで読む本

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【読書116】憧憬☆カトマンズ

憧憬☆カトマンズ」(宮木あや子/日本経済新聞出版社/岡崎市立図書館所蔵)

 

最近マイブームな宮木あや子さん作品。

Amazonの評価が割とよくて、文庫本待ちしていたんだけど、図書館にあったので借りてきた。

 

主人公と同年代なので、年代的にジャストだったというのもあるけど大当たりな感じ。

外資系のIT企業のサポセンで派遣社員として働く「後藤」、後藤の大学の同期で友人の「中尾」。

二人を中心に、派遣だったり、正社員だったり、彼氏だったり、女子だったりする、スカッと爽やかな読後感の現代劇。

 

カトマンズなんてどこにあるのか知らない。だけど、自分探しに行くならカトマンズだろ!とか、パンダの中には絶対人が入ってるとかw

いつか自分自身が友人としたことのありそうな、くだらない会話がたまらない。

 

最後だけまさかのパティ主人公。

相手を「美味しいものを食べさせてくれるから好き」なパティが「相手においしいものを毎日食べさせる」ために南の島に渡っちゃう。その因果応報ぷりが楽しい。

 

「セレモニー黒真珠」と少しだけリンクしている。

 

文庫が出たらたぶん買う。誰かに読んでほしい本ってあまりないけど、友人に勧めたくなる一冊。

 

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