心ゆくまで崖っぷちで読む本

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【読書128】いざ志願! おひとりさま自衛隊

いざ志願! おひとりさま自衛隊」(岡田真理/文春文庫)

 

酔った勢いで予備自衛官になるために予備自衛官補の採用試験を受け、予備自衛官補訓練を受け、実際に予備自衛官補として登録されている女性の体験談がいわゆるブログ的な文体で書かれている一冊。

軽くて読みやすいととるか、ブログみたいで読みにくいととるかは、正直好みの問題だと思うけど、個人的には後者だった。もっと硬い、せめてエッセイ的な文章だったら読みやすい。

 

自衛官のなかでも、非常勤の一般人である予備自衛官という非常に面白いテーマを扱っているし、本文からは実際の訓練の様子や教育の様子が垣間見られる。

普段決して目にすることのない自衛官の仕事、自衛官の訓練が予備自衛官という一般人視点でしかも実体験として書かれている良書なのに、文体のせいで非常に軽い読み物になってしまっていて残念。

 

扱っているのが自衛隊という都合上か、憲法7条の話(自衛隊を軍とするかみたいな)や国旗掲揚に対する姿勢の話などにも触れられているけど、文体が軽いせいもあり、考えたのではなく感じたに主眼が置かれている感じで、場当たり的にその場のノリで書かれているような印象を受けた。

どうせ書くならもう少し議論を深めてほしい。

 

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