心ゆくまで崖っぷちで読む本

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【読書161】たのしく学べる乳幼児の心理」

たのしく学べる乳幼児の心理」(櫻井茂男、岩立京子/福村出版/岡崎市立図書館所蔵)

 

 

各章ごとのテーマに沿って乳児から幼児の発達に関する内容が延べられ、参考となる文献や研究が紹介されている。

細切れのため読みやすいが、意識して読まないと記憶に残りにくい構成である。

 

コラムだが、初語異変の件が興味深かった。

発話のなかで、同じ内容のことについて一貫して同じ言葉を発するようになったとき、そのことばを「初語」と呼ぶ。(略)初語には食べ物や母親をさすことばが多く、(中略)子どもとかかわりの強い順にあらわれるのが一つの特徴である。(84ページ)
カイジュウ、ポパイ、ゴロンタ、ギャバン(中略)などが初語としてあらわれた(中略)もともと、日常生活の中で子どもの欲求と結びついたものが初語になっていたのであるが(87ページ)

いわゆる『最初の言葉』が『初語』だが、その初語にテレビ番組に関連する言葉が現れてきている、という内容だ。ギャバンやゴロンタといった単語に、調査された時代を感じる。

 

年少から年長へと進むにつれて、絵本の好みに変化がでるらしい(162ページ)

具体的には、二歳児、三歳児では生活経験がかかれたもの、動くもの(動物や車)がかかれたものから、四歳児、五歳児へと進むにつれ未知への興味、心情的にも感動するようないわゆるストーリー性を持ったものへと変化するようだ。

いわゆる「お話し」の理解、共感の取得だろうか。発達段階と密接に関係していそうだ。

 

 

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