心ゆくまで崖っぷちで読む本

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【読書164】今日のごちそう

今日のごちそう」(橋本紡/講談社/岡崎市立図書館所蔵)

 

豪華な晩餐、普通の食事、作り置きカレーのアレンジ。食を舞台に繰り広げられる日常のショートショート集。

 

AMAZONの商品説明には「誰にでもある、ごくふつうの日の料理の風景を繊細に丁寧に切り取ったドラマ。とくべつな日ではないけれど、それぞれのごはんがごちそうになる、人生のある一日を温かな筆致で描く掌編小説集。」とあるけれど、不倫とか浮気とか、あまり人に褒められない恋愛系の話が多かったように思える。

 

表題通り「ごちそう」がテーマで、各お話には食べ物名がタイトルとして付けられてはいるけど、食べ物の描写が優れているってわけではない。

ただ、オレキエッテは美味しそうな料理だなと思った。ちょっと作ってみたい。

 

しかし、女性陣が全体的に都合のいい女な感じが…。

耐える女、健気な女。誰かにとって都合が良くて、都合よく扱われても相手を恨まずにじっと我慢できる女性。

都合の良い女性っていうのは、なんとなくだけど橋本紡さんの作品に共通する気がするので、これが気になるかどうかは読み手側の好みの問題かもしれない。

残念だけど、私には合わない作家さんの一人かなぁ。

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