心ゆくまで崖っぷちで読む本

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【読書169】リスボン 坂と花の路地を抜けて

リスボン 坂と花の路地を抜けて」(青目海/KanKanTrip) ※「本が好き!」様より献本いただきました。

 

ポルトガルの小さな古都リスボン。ヨーロッパ最後の田舎と呼ばれ、花咲き誇る町。

上品な文章で、穏やかな語り口。リスボンへ行ってみたくなるというよりは、リスボンという町、ポルトガルという国に住んでみたくなる。観光本やガイド本ではなく、どちらかと言えば街歩き本に近いだろうか。

 

掲載されるたっぷりの写真を眺めながら、日本には無い開放感を生み出している原因はなんだろうと考える。

広く平らな道とまっすぐそそり立つ建物の壁面。青々とした胡椒の木。

白壁と赤茶の屋根はヨーロッパ的だ。

 

タイトルにもある通り坂の多そうな町だ。長崎の様な急勾配、段差的な町ではなく、やや急な丘の上にある町とでも言おうか。

花雲一つない青空というのは少ない町なのかなぁと思った。薄曇りや、青く晴れていても雲の多い空が目立つ。

 

文章も写真も想像の余地を多分に残していて、少しリラックスしたい時、午後のティータイムを楽しみながら読めば、リスボンの町を訪れたような気分に浸れそうだ。

 

ちなみに、日本人が桜を愛するように、ポルトガルの人々に愛されるジャカランタはこんな感じ。

一面に咲き誇る様子はさぞ綺麗だろう。

 

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