心ゆくまで崖っぷちで読む本

読む読む書く書く、時々考える(旧insolble)

【読書190】日本の10大新宗教

日本の10大新宗教」(島田裕巳/幻冬舎新書)

 

天理教、大本、立正佼成会創価学会

いわゆる新宗教(新興宗教)の成り立ちや信者獲得の歴史、衰退を客観的に記した良書。

200ページ強で10の宗教について書かれており、全体にあっさりした感じを受けるが、総論としては十分なのではないかと思う。

新宗教をカルトとしてではなく、本当にただの一つの宗教として捉えており、好意的に書かれている部分、そうでない部分はあるにしても、客観的で読みやすい。

 

日本人が自分たちのことを「無宗教」と考えるのも、イスラム教徒と同様に、生まれたときから日本の既成宗教の信者になってしまうからである。日本の場合には、既成宗教が、神道と仏教という二つの宗教が組み合わさった特殊な形態をとっているために、自分たちを神道の信者と決めることもできないし、仏教の信者と決めることもできない。(22ページ)

ゆえに、自らを「無宗教」と認識してしまう、というのは個人的に非常にしっくりきた。

「日本人は宗教アレルギーだ」っていうのを耳にすることは多いけれど、私は「日本人は宗教大好き民族」だと思っている。

一神教じゃないし、お祈りや布教活動、宗教的な制約のある生活はしない。仏教徒でも神道の信者でもない…というかそのどちらでもあるし、下手したら有る部分ではキリスト教徒であり、またある部分ではイスラム教徒であるかもしれない。

 

筆者はヤマギシ会に居た方のようで、一般的に否定的な意見が多い創価学会オウム真理教を擁護する発言のみられる方のようだ。

一面ではなく多面的にとらえるという意味でも、その主張は興味深いかもしれない。

 

***

 

ひどい風邪をひいているうちに、色々な貯金を使い果たしてしまった。

有給とかブログ記事のストックとか、食糧のストックとかね。

相変わらず咳が止まらないので、養生しながら頑張ります。

 

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村