心ゆくまで崖っぷちで読む本

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【読書199】『性別が、ない!』ということ。

『性別が、ない!』ということ。」(新井祥/ぶんか社)

 

30歳までは女性として生活。

31歳の時の染色体検査で性分化疾患、いわゆる半陰陽(インターセックス)であることが判明して、男性へ性転換(?)した新井さんのエッセイ。

 

ホルモンバランスで、男性的嗜好と女性的嗜好を行ったり来たり。

ひげ、胸、足のサイズといった肉体的特徴だけではなく、趣味・嗜好まで変わるという証言に、非常に興味深かった。

通常のホルモン治療の際も同じようなことが起こるのだろうか?

そういえば少し前に「パートナーができて低用量ピルの服用を始めた女性が、ピルの作用でパートナーと別れる」みたいな小咄を読んだ記憶がある。

低用量ピルの影響の一つで、黄体ホルモンが増加することにより、アンドロゲン(男性ホルモン)作用が生じるらしい。

 

一方で、肉体的には男性性を選びながらも、性欲の対象は男性であるなど、実態はなかなか複雑であるようだ。

 

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