心ゆくまで崖っぷちで読む本

読む読む書く書く、時々考える(旧insolble)

【読書200】スットコランド日記

スットコランド日記」(宮田珠己/本の雑誌社)

 

宮田珠己は危険である。

ときどき意味もなくずんずん歩く」を読んでいた日、通勤の列車内で夢中になりすぎて、乗り過ごしたのは記憶に新しいが、今回も同じミスを犯しそうになった。

(書評LINK:【読書069】「ときどき意味もなくずんずん歩く」)

 

本作は2008年4月7日から2009年3月31日までのWEB日記の書籍化。

実は普通にエッセイが読みたかったので、WEB日記とは気付かずに購入してちょっとだけ残念な気分で読み始めたののだが、いやいやどうして。

執筆日記であり育児(子供観察)日記であり、読書日記であり、紀行(取材)日記。

ゆるーく多趣味な彼の日常が堪能できる。

 

さっそく音楽を聴きながら、仕事場へ。

ところが今日は雲ひとつない快晴であった。思わず、イヤホンをはずし、風の匂いをかぐ。音楽などまったくいらなかった。快晴のスットコランドに音楽はいらない。(240ページ)

このあたりのセンスが好きである。

 

旅行好き、ジェットコースター好き、シュノーケリングウミウシに仏像。

加えて本人は自認してらっしゃらないが、読書家であるなぁという印象だ。対象も多岐に渡っている。読みたい本が増えてしまった。

 

ところで、本書。ずっと「スコットランド日記」だと思っていたんだけど、「スットコランド日記」なんだね。

 

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