【読書229】しまっちゃうおじさんのこと
ピンクのヒョウ柄というアダルティーな外見。渋いのにテンション高い声。
「はーい!どんっどんしまっちゃうよーー!」
そんな台詞を合い言葉に、強烈なインパクトで通り過ぎていく、彼の名はしまっちゃうおじさん...!
朝寝坊したとき。好き嫌いしたとき。
悪い子はしまっちゃうおじさんにしまわれちゃうのである。
果たしてしまっちゃうおじさんはぼのぼのの脳内存在なのか?
絵本だけど大人向け、それもしまっちゃうおじさんを知っている人向け。
そういった意味では、ファンブック的なものであろう。
教育的に始まって、ちょっと不思議で、ある意味、夢のある内容なので、純粋に絵本としても楽しめるのかもしれない。だが、子供が絵本として楽しむためには、今度はサイズが小ささすぎる。
しまっちゃうおじさんファンとしては大満足。
絵本を選ぶ親の立場では、もう少し子供でも楽しめるものを期待していたので、少し残念であった。
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読書と一緒にしようか迷ったけれど、一応項目を分けてみました。