心ゆくまで崖っぷちで読む本

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【読書271】乾物と保存食材事典

乾物と保存食材事典」(星名桂治/誠文堂新光社/ひたちなか市立図書館書蔵)

 

 

電子版でも図書館でもなく、紙の本を買って、手元に置いておきたい本である。とても面白い本だから、と言うわけではない。

 

タイトルからも明確であるが、本書は日本国内のものを中心に、世界の乾物・保存食をフルカラーでまとめてある。

真面目に読むのではなく、思い出したように眺めるのがふさわしい、図鑑系の一冊だ。

 

たとえば干し大根。

切り干しが一番一般的だろうか。我が家にも常備してある。

しかし全国には切り干しの他にも割り干し、蒸し干し、凍み、と実に多くの作り方があるようだ。その多様さたるや、花切大根に至っては、地域によって指しているものが違うほどだとか。

茨城県の特産品である干しいもも、一般的な蒸し干しの他にゆで干し、生切り干しと製法の違うものがある(干しいもの諸々については「ほしいも学校」にも詳しい)。

野菜系で気になったのは干し茄子。トルコではくり抜いた状態で干された茄子を肉詰め(ドルマ)につかうのだとか。同じナス科のトマトは、定番の出汁系干し野菜であるから、茄子も美味しそうである。

 

乾物が乾燥する前の生前の姿やレシピが掲載されているのも嬉しい。

乾物大好き人間を自認していたが、まだまだ勉強不足だったな、と反省しきりである。

 

大満足の一冊ではあったのだが、できればこの本から保存食材の部分を削り、世界の乾物分量を増やした本が欲しいと思った。生ハムや麺類、粉類はまだしも塩、砂糖まで入ってしまうとちょっと違う気がしてしまった。

 

***

 

お土産で貰った棒たらがようやく食べ終わった。正しくは鱈ではなくスケトウダラ。後はスルメだ。

棒タラは普通に食べるのは早々に諦めて、トマト煮、マッシュポテトグラタンと料理に使った。

残念だけど案外味が出なかった。かなり臭いがあったので水を換えながら戻したせいかもしれない。

基本的に作った当日よりも、翌日以降の方が美味しかったかな。

 

コストコで買ったドライトマトのオイル漬けが美味しかった。

たっぷりのオリーブオイルでナスを炒めて、このドライトマトとみじん切りのオリーブを絡めて塩。

オリーブはリンゼイの種無しオリーブ缶詰が便利で常備している。同じくコストコ購入だけど、一番のリピート品かもしれない。

 

暇なので、ひよこ豆やレンズ豆、ドライポルチーニなどにも手を出しているけれど、乾物は美味しいなぁ。子どもは正直なので出汁が効いているものと効いていないもの、明らかに食いつきが違う。