心ゆくまで崖っぷちで読む本

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【読書281】世界の民族衣装

世界の衣装」(アフロ、芳賀ライブラリー/パイインターナショナル/ひたちなか市立図書館書蔵)

 

小型本ながら、世界の民族衣装の写真がフルカラーで掲載された写真集である。

コメントはなく純粋に写真のみというのは逆に珍しいのではないだろうか。

 

ビーズ、刺繍、織、ペイント、毛皮…。

全体とすれば装飾に用いられるアイテムは意外と限定的であるにもかかわらず、その組み合わせ、モチーフ、色のよって、民族衣装はバリエーション豊かに、それぞれ独特に見える。

 

とはいえ、やはり傾向はあるようだ。

アフリカでは毛皮や大きめのビーズが多用され、ヨーロッパでは刺繍やレース、織やペイントの布地はアジアの特徴だろうか。

細かビーズや金属パーツは衣装よりも頭のパーツとして用いられていることが多い気がする。

全体に派手で美しく、精巧さや緻密さを感じる衣装ばかりだ。

一言で民族衣装とはいっても、晴れ着もあれば普段着もあっただろうが、本書に掲載されているのは基本的に煌びやかな晴れ着なのかな、と思った。

 

ところで、ー南米の衣装はどことなくヨーロッパ的だったり、アジア的だったり、アフリカ的だったりと、なんだかごちゃ混ぜ感が強い。

植民地を経験した国では宗主国の影響もありそうだな、と思った。

民族衣装の相関図や系統図なんて面白そうだ。