心ゆくまで崖っぷちで読む本

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【読書303】ゴーストハント4 死霊遊戯

ゴーストハント4 死霊遊戯」(小野不由美/メディアファクトリー/ひたちなか市立図書館書蔵)

 

前巻に引き続き学校が舞台となる本作。

科学的解決、本格ミステリー調の古い怨霊、超能力ときて本作のテーマは呪いだ。

2巻目に続いて、正統派のゴーストバスターものだ。

 

緑陵高校で集団ヒステリー?新聞沙汰になる程、実害のある自体に、SSRに調査依頼が舞い込んだ。

調査のために訪れた高校は、過度な締め付け教育に校内で流行する特殊なこっくりさん、「ヲリキリさま」と、非常に険のある雰囲気につつまれていた。

 

発生する場所を移動し、その度に強力になっていく霊障に、調査は難航する。

そんな中、麻衣は共食いする霊の夢を見る。

共食いし、その度にレベルアップしていく霊。

そう、そこでは霊を使った蠱毒がなされようとしていたのだ。

 

シリーズとしては、麻衣が戦力となり、リンさんがかっこいい巻だ。

一方で、ぼーさんや綾子といったキャラクターたちの見せ場が少なく、なんだか賑やかしにしか見えなくなりつつある。

 

オーソドックスに想像がつくオチではあるが、ヲリキリさまの設定がなかなか凝っていて、好感がもてた。

どうやら私は本作にゴーストバスターものを期待して読んでいるようだ。