【読書075】おやすみ、こわい夢を見ないように
「予定日はジミー・ペイジ」が面白かったので、角田さん二冊目。
全く関係ない女たちの悪意が露呈していく。サスペンス的な7編の短編集。
根拠のある、根拠のない、明確な、唐突な。
あれだけ悪意を露呈させて、読後の不快感がこの程度で済むのはさすが、といっていいのか。
個人的には「空をまわる観覧車」が怖くてよかった。
加害者が、自分だけが「終わった」と思っていたことに気づくお話。
個人的には「予定日はジミー・ペイジ」程ではないかな。
角田さんの書籍なら図書館にありそうだし、そのうち借りてこようと思います。
買うほどではないかもしれないけど、何冊かはあたりがありそうな予感。
あたりがあったら、それを文庫で購入しよう。