【読書104】幻覚ピカソ
「幻覚ピカソ 1」「幻覚ピカソ 2
」「幻覚ピカソ 3
」(古屋兎丸/ジャンプコミックス)
夫の友人おすすめ。
サイコさんがサイコさんでやっぱりサイコさんだった話。
飛行機事故によって、ただ友人を失ったピカソことヒカリ。
同時に死ぬはずだった自分を救ってくれたのは、その時死んだ友人だった。
体の腐敗を食い止めるためには人助けをしなければならない。
心の闇を描くスケッチ、その絵の中に入り込み、相手の闇を葬ることで、徐々にクラスになじんでいくピカソ。
そして最後、止まっていた時間が動き出す。
3巻という短さながら、そこそこ上手にまとめてある。
ジャンプという掲載紙上、サイコ分を薄めようとしたからか、妙にたどたどしかったりするけど。
好みはありそうだけど、結構面白い。