心ゆくまで崖っぷちで読む本

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【読書369】アマニタ・パンセリナ

再読。果たして何年ぶりなんだりうか。

アマニタ・パンセリナ (集英社文庫)

アマニタ・パンセリナ (集英社文庫)

自分の中でバンドマン兼作家の枠の人は大槻ケンヂ中島らも町田康の3人なんだけど、圧倒的に大槻ケンヂが好きで、次点が中島らもである。

幻覚サボテンを恐る恐る摂取してゲロって残ったサボテンを愛でるのが大槻ケンヂ。 ちゃんと加工して、何度かはチャレンジして一応結果を得るのが中島らも

そんな中島らもの薬中ドラッグエッセイは妙に哲学的である。

たぶん、生きるべくさだめられている人はそういう風になるのだろう。死ぬ人間もたくさんいるのだから。 そうなのだろうな、と思う。そこに意味を見いだせるかは別にして、生きる者は生きるし、死ぬ人は死ぬ。

ドラッグに関する文章をこうして綴っているが、僕はドラッグには貴賤がある、と思っている。(中略)  加えて言えば、ドラッグとは、シャブも含めて、ただの物質である。ただの物質に貴い物質もいやしい物質もない。 物質自体には貴賎がないが、その使われ方、文化的背景などにより、貴賎はある、というのが主張であるが、それってドラッグに限らずだよなぁ。

時代感のせいもありフィクションなんだかノンフィクションなんだか分からない感じがたまらない。

オーケンがサボテンを食べる話はこちら↓。七年前か…。 insolble.hatenablog.jp