心ゆくまで崖っぷちで読む本

中小企業診断士(登録予定)の読書ブログ

【読書398】海外ドラマはたった350の単語でできている [英語マスターシリーズ]

英語へのハードルを下げるようなタイトルだけど、中身は真面目に海外ドラマや映画を利用した英語学習法が書かれている。 日本式の英語学習法である文法や語彙に重きを置くのではなく、会話での頻出構文のニュアンスの違いや、定型文を学習して、効率的に英会話、リスニングやスピーキングのスキルアップを目指しましょう、というのが主題。

各チャプターごとに、ステップを4段階に分け、ステップアップの基準が記載されている。 易しい英語から始めて、脳内和訳なしで認識できるように、というのは多読とも共通している。 ディテクションなんかも、営業学習されている諸氏でもメジャーな勉強法だと思う。

最大の問題はここに書かれている方法が効率的な学習法思えないこと。 元々海外ドラマや動画コンテンツが好きで、ドラマを見るついでに学習した方にはいいのかもしれないけど、私のように視覚優位で文章による学習を好む場合は、時間がかかりすぎる感じがする。 書籍とオーディブルとかを使った方がいいんじゃないかなぁ?

そもそも、本書の内容って、ある程度基礎力があってはじめて成立するんじゃない? 本書のような方法を試してみるにしても、もう少しレベルアップしてからかなー。

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