心ゆくまで崖っぷちで読む本

中小企業診断士(登録予定)の読書ブログ

【読書441】ゼロからスタート! 金城順之介の中小企業診断士1冊目の教科書

ゼロからスタートシリーズがKindle半額セールになっていたのでついつい購入してしまった。 中小企業診断士の教科書というには、内容が薄すぎる気がするが、社会人としての基本的な知識を補完してくれて、非常に良い。 新入社員というよりは、もう少し上の層、中堅社員の必読書とでも言おうか。

製造業ベースの話になってしまうが、実務の背景「なぜそうするのか?」「なぜそれがあるのか?」の理論的な部分が分かる。

知っている話もちらほら。SWOTとか、単純にツールとして知っているものの位置付けや使い方がわかると嬉しい。

よく分からないところには付箋をして、後で熟考するか別の資料を探すとして、一読するのに2時間強と言ったところだろうか。 勉強開始の最初の10時間をというコンセプトを思うと非常によいバランスの一冊なのではないだろうか。 これのみで受かるというものではないし、勉強を進めていけば印象が変わるかもしれない。

以前紹介した「合格へのはじめの一歩」よりもこちらの方が読みやすかった気がする。 はじめの一歩を読んで、基礎知識が少しは入っていたせいだろうか。 はじめの一歩では前半にあった財務会計が、最終章に設定されているのも親切である。

insolble.hatenablog.jp

結局、社労士と簿記も買った。

旧人類としては、Kindleで資格勉強するのはまだ辛いのだけど、Kindleならば机に向かわずとも読むことができるので、時間や場所を選ばないというメリットはある。

危険物が体感ダメだったダメージからそろそろ回復して勉強を再開しようと思う。 (実は年末にスピテキの運営管理をやっていたのだけど、半分で止まっている。)