心ゆくまで崖っぷちで読む本

読む読む書く書く、時々考える(旧insolble)

【読書138】のほほん人間革命

のほほん人間革命」(大槻ケンヂ/角川文庫)

久々に再読。

サボテントリップに始まり、ランジェリーパブ、UFOまで。

オーケンののほほんエッセイ集。

乳母玉サボテンにしても、タンキングにしても、オーケンエッセイの凄いのは、普通は引き下がるところで、やっちゃうところだと思う。

イルカの研究なんかで有名なジョン・C・リリーというお父っつぁんは、これとよく似たつくりの装置に、なんとさらにLSDを服用して入るというとんでもない実験をしている。(55ページ)

これとは「タンキング(簡易感覚遮断性幻覚発生装置)」のこと。密閉されたカプセル内で感覚を遮断することで、半強制的に瞑想状態をもたらし、幻覚を見たりしちゃおう、というもの。

読んでいた時は忘れていたけど、献本いただいた「死と神秘と夢のボーダーランド:死ぬとき、脳はなにを感じるか」にも同じ人が紹介されてた気が…。

サブカルチャーに触れていると、知識としてドラッグは興味の対象になるけど、いくらなんでも、サボテンは飲みたくない。

サボテンにしてもエロにしてもオカルトにしても、普通の側に身を置きつつ、ちょっとマニアックな方へ出かけてみる、そんなスタンスで面白い。

今回一番の衝撃はコレを書いたとき、オーケンが27歳だったことだろうか。記憶よりも古い本でびっくりした。