心ゆくまで崖っぷちで読む本

多読してTOEIC430点から630点を目指すブログ

【読書426】復活の日

復活の日

復活の日

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video

コロナ禍で読みたい過去の名作。

書かれたのが1960年代半ば、舞台が1970年代だから、当時としてはちょっと先の未来を想像したサイエンスフィクション。

後書きによるとコンセプトは細菌戦であるらしい。

火星探査の結果もたらされた病原は、異常な増幅速度、致死率、また侵入後には消えて検出できないという特性から、生物兵器として研究されていた。 病原が流出し、世界を圧巻し、人類が死に絶える過程を描き、また、人類が激減した後の世界での人類の生き残りをかけた決死作戦を描く。

感染後、あまりに早い死(しかも突然死)ゆえに、社会の機能は麻痺していき、対策を進めるマンパワーが失われていく。

日本の首脳部が緊急事態宣言を検討するなど、最近どこかで見たような場面もあり、本作が半世紀も前に書かれたと思うと感心する。

死が世界を包み込み、結局最後に残ったのは、南極に住む1万人ほどの人類であった。

無慈悲に蔓延する死、もたらされる社会不安、暴動は、コロナの蔓延する一部地域では現実になったシナリオだ。

小松左京は、今(未来)を知っていたのではないかとオカルティックな疑惑を持ちたくなってしまう、予言書のような作品だった。

死に瀕してもラジオで講義を流し続けるシーン、なんとなくミストを思い出した。

insolble.hatenablog.jp

新型インフルエンザ流行最悪のシナリオを物語調で記した本。 insolble.hatenablog.jp

上記をベースに、パンデミック後の世界が描かれている短編を収録。 個人に焦点があてているし、「復活の日」に比べると平和。

insolble.hatenablog.jp

その他パンデミックinsolble.hatenablog.jp

【読書425】一発合格! 甲種危険物取扱者試験テキスト&問題集

一発合格! 甲種危険物取扱者試験テキスト&問題集

一発合格! 甲種危険物取扱者試験テキスト&問題集

  • 発売日: 2012/11/02
  • メディア: 単行本

資格参考書も読書カウントするスタイルです。

農学出なのだけど、長ったっらしい学科名だったのでいきなり甲種の受験資格がある。 正直、今すぐ使うわけではないのだけど、資格ゲットの機運が高まっているうちに申し込みをした。

卒業証明書をとりよる際に戸籍謄本が必要で、さらに願書は最寄りの消防署にあって、郵便振り込みは日付のハンコが必要と、圧倒的に申し込みが面倒だった。

今回だめなら、次回受験はしばらく先かなぁ。 そろそろ中小企業診断士の方に本腰入れたい。

基本的に参考書を一巡してから、過去問等の問題をこなす派。 丁寧に解説はされてるけど、反応式があまり載っていない。 ネットで調べても出てこないので、そもそもあまり反応式で記載されてないのだと予想。

久々にやる化学はパズルみたいで楽しい。 現役時代の知識は抜けきっていて覚えなおしだけど、好きだった科目は今やっても好きだわ。

内容を眺めた結果、問題集も同じシリーズにしてみた。

一発合格! 甲種危険物取扱者試験<ここが出る>問題集

一発合格! 甲種危険物取扱者試験<ここが出る>問題集

  • 発売日: 2016/07/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

こっちは解説に反応式が書いてある。 名前を覚えるのが苦手なので、反応式があると分かりやすい。

【読書424】新訳 走れメロス

本作を楽しむには、私は山月記を愛しすぎている。

隴西の李徴は博学才穎、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せられたが、性、狷介、自ら恃む所すこぶる厚く、賤吏に甘んずるを潔しとしなかった。

これほど、音読して美しい文章も無いと思う。 漢文訓読体、漢詩との比較。音の美しさに気付いたのは、高校の教科書で出会ったからだろう。

本作品は、そんな山月記をはじめとする古典の名作を、現代風にアレンジし、スターシステムを用いてまとめた短編集である。

山月記のほか、表題作の走れメロスや、百物語、藪の中などが取り上げてられている。

京都を舞台にした短編の連作でちょっとオカルトがかっている、至って森見登美彦さんらしい内容なので、思い入れがなく、森見さんの作風が好きならば、普通に楽しめる。

初っ端の山月記での苦い気持ちを飲み込み、それほど思い入れのない作品はまぁまぁ楽しんで読んだのに、後書きで作者に

ここに選んだ短編は、必ずしもその作家の最高作と言われるものとはかぎらず、さらに言えば、個人的に一番好きな短編を選んだというわけでもない。名の知られた古典的短編の中から、読んでいて何かを書きたくなった作品という基準で選んだので、たいへんワガママな選び方になった。

こんなことを言われたら悲しい。 読者のわがままであるけど、アレンジしたのであればせめて、好きな作品、思い入れのある作品だったと言って欲しい。 思い入れのない作品を、悪戯に弄くり回した、と言われているようで悲しい。

本作品でアレンジされた原作を愛している人は、やめておいた方がいい。

Kindleセールで森見さんの作品をもう一冊かってあるのだけど、読む気がなえてしまった。 それもまた悲しい。

【読書423】派遣社員あすみの家計簿 (小学館文庫キャラブン!)

みんな色々な事情があるのは当たり前で、その人の立場なりに身の程を弁えてお金と付き合わなければならないよね、というお話。

本書の主人公のあすみは、危機に直面して初めて自分で考えた。 経済的な面で言えば、最初の会社を辞めずに勤め続けるのが幸せであろう。 けど、そうしている限り、あすみは色々な事に気づけなかっただろうし、ひょっとしたら将来もっと困ったことになったかもしれない。

あすみを28歳という取り返しのつく年齢設定にしたのは、筆者の優しさだろうか。

あすみ自身は派遣社員であることに好意的であるけど、そこがあすみである所以かなぁ。 福利厚生や雇用の守られっぷり、どちらがいいかなんて考えるまでもないと、かつては派遣社員をしていた中年は思う。

先日、友人たちとウェブ飲み会していた時に、友人Aが友人Bに本書を勧めていた。

自分も読んでみて、あれはかなり痛烈な批判だったのでは?いう気いる。

お話の中であり、28歳という若者だからまだ受け入れられるのであるよ。

TOEIC受験してきた

10年ぶりくらいにTOEICを受験してきました。

10年前よりは遥かにできた気持ち。

直前にやったabceedのTOEIC模試だと645点というスコアがでていたけど、どうだろう…? f:id:dino-cross:20210112205613j:plain

リスニング、まさかのマークずれしていて、最後の2問くらい捨てて直したんだけど…、治した方が良かったのか謎。

久々に受けた感想。

会場が交際会議場的な場所で最高だった。椅子が木じゃない。腰痛くならない。寒くないし音も聞きやすい。次もここで受けたい。

part4長い。いつまでも終わらない。 part5は文字ぎっしり。 part7も長い。普通に終わらない。

最後塗り絵気味ではあったけど、一応全部解きました。 最後の10問ぐらい、最初からBで塗っとけ、というサイトをみて、すごく納得。次はそうしよう…。

試験直前にいいチョコレートをたっぷり食べたので、エネルギー切れを起こすこともなく。

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次はマークずれしないように気をつけます。 スコア楽しみ。