心ゆくまで崖っぷちで読む本

中小企業診断士(登録予定)の読書ブログ

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

【読書265】H5N1―強毒性新型インフルエンザウイルス日本上陸のシナリオ

H5N1―強毒性新型インフルエンザウイルス日本上陸のシナリオ (幻冬舎文庫)作者:岡田 晴恵発売日: 2009/07/01メディア: 文庫 鳥インフルエンザH5N1型。主に呼吸器系に疾患をもたらす弱毒性のインフルエンザとは異なり、H5型のインフルエンザウィルスは強毒性を…

【読書264】泥ぞつもりて

「泥(こひ)ぞつもりて」(宮木あや子/文藝春秋/ひたちなか市立図書館所蔵) 清和、陽成、そして宇多…。平安時代前期、三人の天子の影にあった後宮の女たち。 そこに藤原家の思惑も絡み合って、濃密な時の流れる愛憎劇である。 短編形式でまとめられているが、…

【読書263】群青

「群青」(宮木あや子/小学館/ひたちなか市立図書館所蔵) ピアニストの由起子は病気療養のために訪れた島で漁師の龍二と出会い恋に落ちる…。 やがて女の子を身ごもり、だが、病のために父子を遺して帰らぬ人となった。 龍二と涼子、二人の親子をベースに、島…

【読書262】 すばらしき特殊特許の世界

「すばらしき特殊特許の世界」(稲森謙太郎/太田出版/ひたちなか市立図書館所蔵) 越後製菓VSサトウ食品の切り餅特許戦争。最近ではアップルVSサムソンの特許戦争。 特許ネタがニュースを賑わせるようになってきた。 出願者や出願内容がちょっと「特殊」な特許…

【読書261】コウノドリ(2)

「コウノドリ(2) 」(鈴ノ木ユウ/モーニングKC) 一巻が良かったので既刊を一気買いしてしまった。2巻目は人工妊娠中絶をテーマにした「未成年妊娠」、先天性異常である「無脳症」、陣痛室外での出産である「被膜児」、そして「喫煙妊婦(前編)」の四話が収録さ…

【読書260】 そして、奇跡は起こった! シャクルトン隊、全員生還

そして、奇跡は起こった!―シャクルトン隊、全員生還作者:ジェニファー アームストロング発売日: 2000/09/01メディア: 単行本 求む男子。至難の旅。 僅かな報酬。極寒。暗黒の長い日々。絶えざる危険。生還の保証無し。 成功の暁には名誉と賞賛を得る。アーネ…

【読書259】コウノドリ(1)

「コウノドリ(1)」(鈴ノ木ユウ/モーニングKC) 謎のジャズピアニスト、ベイビー。彼のライブでは2時間を超える演奏がなされることもあれば、わずか10分、激しく演じられることもある。 果たしてその正体は、施設育ちの産婦人科医、鴻鳥サクラ。 本作は産婦人…

【読書258】 山賊ダイアリー5(特装版)

「山賊ダイアリー(5)特装版」(岡本健太郎/講談社) 通常版が欲しかったのだけど、通常版が売り切れていたため特装版を購入。本編の他におまけがついていました。 さて、「休猟期から今年の猟期開始」の5巻は山菜からはじまった。 つくしにタンポポ、タラの芽…

【読書257】Google Earthでみる地球の歴史

「Google Earthでみる地球の歴史」(後藤和久/岩波科学ライブラリー/ひたちなか市立図書館書蔵) 「GoogleEarth」、それはGoogle社が提供している無料の地球儀ソフトウェアである。 世界中の衛生写真を地図上に貼り合わせて、あたかも地球儀であるかのように、…

【読書256】ガラシャ

「ガラシャ」(宮木あや子/新潮社/ひたちなか市立図書館書蔵) 細川ガラシャ。戦国時代から安土桃山時代にかけてのキリシタンとして著名な人物であるが、本書は細川ガラシャ、というよりは、明智玉子の物語である。キリスト教徒であった彼女、ではなく、彼女の…

【読書255】春狂い

「春狂い」(宮木あや子/幻冬舎/ひたちなか市立図書館書蔵) 美しい少女は、その美しさ故に、子供であることを失い、父を失い、家族を失い、居場所を失い、自身を失った。 人より優れた容姿に向けられる好奇の目。子供であるが故に出される手。女であるために…

【読書254】日本の恐竜図鑑:じつは恐竜王国日本列島

「日本の恐竜図鑑:じつは恐竜王国日本列島」(宇都宮聡・川崎悟司//ひたちなか市立図書館書蔵) 日本国内で発掘された化石から、太古の日本に生息していたであろう恐竜をまとめた図鑑。 福島県で発見されたフタバスズキリュウ、福井県の勝山竜ことフクイサウル…