心ゆくまで崖っぷちで読む本

中小企業診断士(登録予定)の読書ブログ

極地環境

【読書426】復活の日

復活の日発売日: 2013/11/26メディア: Prime Video コロナ禍で読みたい過去の名作。 書かれたのが1960年代半ば、舞台が1970年代だから、当時としてはちょっと先の未来を想像したサイエンスフィクション。 後書きによるとコンセプトは細菌戦であるらしい。 火…

【読書371】極北に駆ける

これも一度は挫折した本。初っ端に嫌にならなければある程度は頑張って読むのだけど、どうやら5-7割くらいのところで挫折する傾向にある。 新装版 極北に駆ける (文春文庫)作者:植村 直己発売日: 2011/02/10メディア: 文庫 この本に関しては挫折した理由も覚…

【まとめ】暑い日でもひんやり 極地探検本

はじめに 暑い夏こそひんやり涼しい極地探検本をどうぞ。 基本は北極か南極。キーワードは実録。 遭難、探検は問わないけれど、ファンタジーやフィクションではなく、誰かが体験して、(できれば)生還した話。 はじめに 南極 北極 北極・南極以外 終わりに …

[多読]Mr. Popper's Penguins

12冊目。 Mr. Popper's Penguins (English Edition) YL:4.5 / 語数:17,787 割と読み取れてないけど、この本好きな気がする。 冷蔵庫に穴を開けて「あぁ、このお金でみんなの豆がどのくらいかえたかな?」ってちょっと悲しくなるのとか、わざわざ結婚式で着…

[多読]What Was the Ice Age?

11冊目。 What Was the Ice Age? (What Was?) YL 3.0 / 7490 文章が簡単でびっくりした。 「There's a Boy in the Girls' Bathroom」を読了した効果は間違いなくある。 ただ、一章が長すぎて、ちょっと読むのは大変。 「The Big Chill」や「What Caused the …

[多読]the coldest place on Earth

4冊目。 みんな大好き南極探検。 The Coldest Place on Earth (Oxford Bookworms Library) YL 2.1 6100語 イギリス、スコット隊とノルウェー、アムンゼン隊の南極点到達レースの様子が、双方の手記を交えて、交互に語られる。 the、子ども向けの科学人物記と…

【読書330】雪男は向こうからやってきた

雪男は向こうからやって来た (集英社文庫) 作者: 角幡唯介 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2013/11/20 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 「会社を辞めて何をするんだ」 「とりあえず、またチベットにでも行こうかなと思っていますが…」 …

【読書327】探検家の日々本本

探検家の日々本本 作者: 角幡唯介 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2015/02/10 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 探検家でありノンフィクション作家、角幡唯介さんのエッセイ集。 タイトルから連想されるような書評集、読んだ書籍の紹介…

【読書266】空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む

「空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む」(角幡唯介/集英社/ひたちなか市立図書館所蔵) プロローグを読み終えた時、なんだかドキドキした。 極上の冒険小説の、あるいは、歴史上の大冒険家の手記の、序章読み終えた気分、とでも言おうか…

【読書260】 そして、奇跡は起こった! シャクルトン隊、全員生還

そして、奇跡は起こった!―シャクルトン隊、全員生還作者:ジェニファー アームストロング発売日: 2000/09/01メディア: 単行本 求む男子。至難の旅。 僅かな報酬。極寒。暗黒の長い日々。絶えざる危険。生還の保証無し。 成功の暁には名誉と賞賛を得る。アーネ…

【読書244】アグルーカの行方-129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極

アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極 (集英社学芸単行本)作者:角幡唯介発売日: 2014/02/13メディア: Kindle版 それからずいぶんと長い間、他の人間の姿を目にすることはなかった。(27ページ) 冒頭として、なんという静謐感であろう…

【読書195】おろしや国酔夢譚

「おろしや国酔夢譚」(井上靖/文春文庫) 天明2年(西暦1782年)、江戸を目指して伊勢を出向した、船「神昌丸」は台風に遭遇し、大黒屋光太夫をはじめ17名の船員たち。 漂流中に1人、漂着した厳しい寒さのアムチトカ島での7人をはじめ、櫛の歯が抜けていくよう…

【読書185】面白南極料理人

「面白南極料理人」(西村淳/新潮文庫) ある意味、究極の旅本であり食事本。 日本の南極観測基地中でも標高3810mに位置する、ドームふじ。 有名な昭和基地からは1000㎞離れており、南極で最も低温な領域のひとつ。 本書はそんなドームふじ第38次越冬隊(1996-1…

【読書151】マイナス50℃の世界

「お元気ですか。こちらはもうすっかり暖かくなりました。外の気温はマイナス21度。暑いほどです」(中略)「東京は春だというのにまだはだ寒く、きょうの気温はプラス21度です」 北半球で最も寒い都市ヤクーツク。ヤクーツクのあるヤクート自治共和国(現サハ…