心ゆくまで崖っぷちで読む本

中小企業診断士(登録予定)の読書ブログ

旅行記

【読書461】恐竜まみれ―発掘現場は今日も命がけ―

恐竜まみれ―発掘現場は今日も命がけ―作者:小林快次発売日: 2019/07/05メディア: Kindle版 dmmブックスより。 愛好家の間ではダイナソー小林、研究者同士での愛称はファルコン・アイ。恐竜研究の第一人者である考古学者小林快次先生。 大量の書類による申請手…

The Story of Doctor Dolittle

The Story of Doctor Dolittle (English Edition)作者:Lofting, Hugh発売日: 2012/05/13メディア: Kindle版 児童書でもお馴染みドリトル先生シリーズの第一作目。 ドリトル先生航海記 (岩波少年文庫 (022))作者:ヒュー・ロフティング発売日: 2000/06/16メデ…

【読書358】無人島に生きる十六人

Kindleで積んでる本が150冊以上あることが判明したので、積読消費月間。 …と言いつつ、また買ってしまうのだが(減らない)。 レベル感が合わない洋書や既読本で気に入った本のKindle再購入なんかもあるけど、80冊くらいまで頑張りたい。 無人島に生きる十六人…

【読書355】コン・ティキ号探検記

ゴールデンウィーク4冊目は読みかけて止まっていた探検記。 コン・ティキ号探検記 (河出文庫)作者:トール・ヘイエルダール発売日: 2013/05/08メディア: 文庫 大洋の真っ只中にあるポリネシアの島々。遥か昔、人類はいかにして島々に到達したのだろうか。 人…

【読書352】色のない島へ 脳神経外科医のミクロネシア探訪記

色のない島へ: 脳神経科医のミクロネシア探訪記 (ハヤカワ文庫 NF 426)作者:オリヴァー・サックス発売日: 2015/03/20メディア: 文庫 脳神経外科医の作者の島訪問記。ピンゲラップ島では集団の中に先天性全色盲が一定数発生し、集団で暮らす。グアム島には原…

[多読]Kids Meet Japan (English Edition)

16冊目。Amazonの無料絵本。Kids Meet Japan (English Edition)283語 / YL 1.1「パパが日本に行っちゃったら」で始まる子供向けの日本紹介本…だけど、日本というより、日本人の風習をざっと紹介してるだけの本。なんかもっと書くことあるだろ、と思いました…

[多読]the coldest place on Earth

4冊目。 みんな大好き南極探検。 The Coldest Place on Earth (Oxford Bookworms Library) YL 2.1 6100語 イギリス、スコット隊とノルウェー、アムンゼン隊の南極点到達レースの様子が、双方の手記を交えて、交互に語られる。 the、子ども向けの科学人物記と…

[多読]20,000 Leagues Under the Sea

3冊目。 [asin:B07X5DFWBK:title] YL 1.4 4402語 積読している海底二万海里 もリトールドならばこんなに短い。 1000円超える高級書籍なので、購入を躊躇ったのだけど、トムソーヤがあんまりだったので、好きなものを読むことにした。 ジュール・ベルヌブーム…

【読書332】ミャンマーの柳生一族

ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫) 作者: 高野秀行 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2006/03/17 メディア: 文庫 購入: 6人 クリック: 63回 この商品を含むブログ (49件) を見る 「どこか遠くにミャンマーっていう国があるらしいが、おまえ、知ってるか?」…

【読書330】雪男は向こうからやってきた

雪男は向こうからやって来た (集英社文庫) 作者: 角幡唯介 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2013/11/20 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 「会社を辞めて何をするんだ」 「とりあえず、またチベットにでも行こうかなと思っていますが…」 …

【読書327】探検家の日々本本

探検家の日々本本 作者: 角幡唯介 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2015/02/10 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 探検家でありノンフィクション作家、角幡唯介さんのエッセイ集。 タイトルから連想されるような書評集、読んだ書籍の紹介…

【読書325】隣のアボリジニ 小さな町に暮らす先住民

隣のアボリジニ 小さな町に暮らす先住民 (ちくま文庫) 作者: 上橋菜穂子 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2010/09/08 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 11回 この商品を含むブログ (13件) を見る オーストラリアの先住民、「アボリジニ」。その単語か…

【読書323】世にも奇妙なマラソン大会

世にも奇妙なマラソン大会 (集英社文庫) 作者: 高野秀行 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2014/04/18 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (4件) を見る 表題作、深夜の勢いだけでサハラ砂漠でマラソンを走る羽目になった話、ブルガリアで元イケメンオヤジ…

【読書266】空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む

「空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む」(角幡唯介/集英社/ひたちなか市立図書館所蔵) プロローグを読み終えた時、なんだかドキドキした。 極上の冒険小説の、あるいは、歴史上の大冒険家の手記の、序章読み終えた気分、とでも言おうか…

【読書260】 そして、奇跡は起こった! シャクルトン隊、全員生還

そして、奇跡は起こった!―シャクルトン隊、全員生還作者:ジェニファー アームストロング発売日: 2000/09/01メディア: 単行本 求む男子。至難の旅。 僅かな報酬。極寒。暗黒の長い日々。絶えざる危険。生還の保証無し。 成功の暁には名誉と賞賛を得る。アーネ…

【読書244】アグルーカの行方-129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極

アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極 (集英社学芸単行本)作者:角幡唯介発売日: 2014/02/13メディア: Kindle版 それからずいぶんと長い間、他の人間の姿を目にすることはなかった。(27ページ) 冒頭として、なんという静謐感であろう…

【読書240】幻獣ムベンベを追え

幻獣ムベンベを追え (集英社文庫) 作者:高野秀行 発売日: 2014/06/05 メディア: Kindle版 「え―と、それでぼくたちは怪獣を探しに行こうと思ってます」(11ページ) 早稲田大学探検部。 毎年恒例の一泊MTGでの発言を発端として彼らの探検は始まった。 怪獣の正…

【読書221】夫婦で行くイスラムの国々

「夫婦で行くイスラムの国々」(清水義範/集英社文庫) インド旅行をきっかけに、イスラム各国をツアーでまわった旅行記。 各国を回っているがやはり個人的にトルコネタが好き。 あまり知らないところで、実は歴史性が面白い、というところはないだろうか。(…

【読書216】そこに日本人がいた!―海を渡ったご先祖様たち

「そこに日本人がいた!―海を渡ったご先祖様たち」(熊田忠雄/) 公的使節団として、芸術への夢を胸に、一攫千金を夢見て、あるいは今の貧困から抜け出すために。 交通網が発展した現代でも遠い数々の異国。敷居の高い海外生活。 様々な事情を抱えて海を越え、…

【読書213】ヤノマミ

「ヤノマミ」(国分拓/日本放送出版協会/岡崎市立図書館所蔵) 独特の言語、独特の文化を守りながらブラジルのアマゾンに暮らすヤノマミ族。 本書は合計で実に150日間という長期取材中にあったジャーナリストの手記であると同時に、原生異文化に放り込まれた現…

【読書211】移民の宴 ー日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活ー

「移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活」(高橋秀行/講談社/岡崎市立図書館所蔵) 2011年現在、日本には207万人の外国人が在留している。 日本国内にある外国人家庭は、国内に存在する異国とも言える。 本書はそんな在留外国人家庭の食事風景を取…

【読書195】おろしや国酔夢譚

「おろしや国酔夢譚」(井上靖/文春文庫) 天明2年(西暦1782年)、江戸を目指して伊勢を出向した、船「神昌丸」は台風に遭遇し、大黒屋光太夫をはじめ17名の船員たち。 漂流中に1人、漂着した厳しい寒さのアムチトカ島での7人をはじめ、櫛の歯が抜けていくよう…

【読書192】たった一人の生還―「たか号」漂流二十七日間の闘い

ヤマケイ文庫 たった一人の生還 「たか号」漂流二十七日間の闘い 作者:佐野 三治 発売日: 2013/12/20 メディア: 文庫 1991年12月。国際ヨットレースに出場すべく出船し、転覆した「たか号」。 命からがら、ライフラフトに乗り込んだ彼らに残された食糧は、ビ…

【読書181】インパラの朝

「インパラの朝 ユーラシア・アフリカ大陸684日」(集英社/中村安希) 先日紹介した「食べる。」中村安希さんの第一作目。 26歳女性のアジアからアフリカ、ヨーロッパへ至る47カ国、2年の旅。 予算は180万円。ヒッチハイク、安宿エトセトラ。いわゆるバックパ…

【読書180】ときどき意味もなくずんずん歩く

「ときどき意味もなくずんずん歩く 」(宮田珠己/幻冬舎文庫) 良い感じに気の抜けたゆるーい旅+趣味に関するエッセイ。 なんだかいろいろ名言(迷言?)にあふれている。 理由はないが、ときどき発作的にずんずん歩く。(中略) あくまで発作だから、主に日帰りで…

【読書179】行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅

「行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅」(石田ゆうすけ/実業之日本社) 「せっかくだから世界一のものを見つけてやろう」 何が世界一かは、もちろん、ぼくが決めるのである。 ぼくが見て、世界一だと思ったら、それが世界一だ。(4ページ) 1995年7…

【読書178】食べる。

「食べる。」(中村安希/集英社/岡崎市立図書館所蔵) 旅人の間でその料理は'ゲロ雑巾'と呼ばれていたと言って、彼女は笑った。(10ページ) エチオピアのインジェラという国民食の事らしい。 イネ科の穀物テフの粉で作ったクレープ状の食品で、酸味と灰色の見た…

【読書174】さがしもの

「さがしもの」(角田光代/新潮文庫) 旅には本がつきものである。 意気揚々と一冊選び手提げ鞄に詰め込んだものの、1、2ページ読んだだけで、帰りはスーツケースの奥で折れ曲がろうとも、旅には本がつきものなのだ。 本書のテーマは旅の中の本。 そう思うのは…

【読書169】リスボン 坂と花の路地を抜けて

「リスボン 坂と花の路地を抜けて」(青目海/KanKanTrip) ※「本が好き!」様より献本いただきました。 ポルトガルの小さな古都リスボン。ヨーロッパ最後の田舎と呼ばれ、花咲き誇る町。 上品な文章で、穏やかな語り口。リスボンへ行ってみたくなるというより…

【読書151】マイナス50℃の世界

「お元気ですか。こちらはもうすっかり暖かくなりました。外の気温はマイナス21度。暑いほどです」(中略)「東京は春だというのにまだはだ寒く、きょうの気温はプラス21度です」 北半球で最も寒い都市ヤクーツク。ヤクーツクのあるヤクート自治共和国(現サハ…