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【読書282】集めてみました 開運 世界のお守り

集めてみました 開運 世界のお守り」(世界のお守り研究会/ひたちなか市立図書館書蔵)

 

一言にお守りと言っても、伝統的なもの、最近のブームに乗ってでてきたもの、入手しやすいもの、人の形に動物の形、幾何学模様、宗教的なものに呪術的なもの、さらには国家認定のものまで、実に様々である。

それらが金運や恋愛といった用途別に分類され、写真と簡単な紹介が記載されている。

その書名の通り、お守りを収集したガイドブック的な一冊である。

 

なんとなくアジアン雑貨屋や無国籍雑貨屋で目にしそうなアイテムが多い。

そのせいか、もしくは説明が簡略的すぎるのか、本書に書かれている効能と、お守りが信仰されている現地でいわれる効能との間には相違がありそうな感じがした。

この内容の軽さも、本書をガイドブック的と評した理由である。

 

しかし、こうして並べてみると、物に祈りを託す、という行為がいかに万国共通であるかが分かる。

旅や仕事の幸運をもたらし、悪いことは祓う。

実に生活に密着した、そして手軽な宗教アイテムである。

 

お守りの多くはその性質上、肌身離さず身につけるものである。

そのためには鞄などにくくりつけるための紐や金具部分が必要となる。

しかし二本の神社で購入できるお守りには、不思議とキーホルダー形式やストラップ形式は少なく、その多くが根付け形式、輪になった紐がついている。

 

本書に掲載されている兎の足。これは幸運のお守りで有名なものだが、本書中ではキーホルダー形式で紹介されている。

これが、個人的には意外なほど雰囲気が台無しなのだ。

お守りからお土産物へとジョブチェンジしてしまった感じである。

 

ところで、お守りナンバー135、にんにくはお守りといえるのだろうか?

ヨーロッパでは「にんにく」をかざしてドラキュラから身を守るという話が有名ですが、「にんにく」は世界各国でも守護の力を持つと信じられています。泥棒や、他人の嫉妬から身を守る厄よけとして、また、体力を増強して様々な病を治す百薬の長として有名です。(62ページ)

らしいが...、お守りと呪いは似て非なる物。

それになんとなく、食品は除外してほしいなぁ。

じゃないと、口裂け女から小学生を守ってくれる「べっこう飴」もお守りになってしまうじゃないか。

 

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