心ゆくまで崖っぷちで読む本

中小企業診断士(登録予定)の読書ブログ

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【読書217】乙嫁語り(6)

「乙嫁語り(6) 」(森薫/ビームコミックス) この巻の乙嫁は少しきな臭い話。 以前アミルを連れ戻しにきたアミルの兄アゼル。 有力者に嫁いでいた娘が死んだことで、有力者との姻戚関係を失ったアミルの実家ハルガルにおける状況は、冬を目前に逼迫していた。 …

【読書216】そこに日本人がいた!―海を渡ったご先祖様たち

「そこに日本人がいた!―海を渡ったご先祖様たち」(熊田忠雄/) 公的使節団として、芸術への夢を胸に、一攫千金を夢見て、あるいは今の貧困から抜け出すために。 交通網が発展した現代でも遠い数々の異国。敷居の高い海外生活。 様々な事情を抱えて海を越え、…

【読書215】オーパ!

「オーパ! 」(開高健/集英社文庫) opa! 何事であれ、ブラジルでは驚いたり感嘆したりするとき、「オーパ!」という。 凶悪なピラーニャ、黄金色のドラド、巨大なピラルクーに、アマゾンの屑、謎の魚カンジェロ。 ルアーにスプーンにはてはトローリングまであ…

【読書214】子供の「脳」は肌にある

「子供の「脳」は肌にある」 (山口創/光文社新書) このように考えてくると、「体」を豊かに育むことによつて、結果として豊かでしなやかな「心」が育つ。 そしてしなやかな感性をもつた「心」から、「頭」が発達するという順番になるだろう。(中略)本書では…