【読書364】肥満のサイエンス
iPad購入でようやくレイアウト固定本が読めた。
Newtonの記事諸々。Kindle導入した直後くらいにセールで気になるものだけ買ったシリーズです。
完全にコロナ太ってしまったので、少しずつダイエットしています。
カロリーが同じであれば、食品や栄養素による太りやすさの違いは基本的にありません。
まぁ、薄々そう思ってた!
知らなかったのは、肥満が癌の原因にもなり得るということ。血糖値に作用するインスリンが細胞増殖を活性化し、逆に細胞増殖を抑えるアディポネクチンが肥満の人では減少しているため、免疫で癌を抑える機能が弱いらしい。
結構ショックだったのは、筋肉1kgあたりの消費カロリーは、13kCalなので、基礎代謝を上げると太りにくいは(嘘ではないが)効果的ではない、ということ。(平均的な値で男性で体重の40%、女性で35%が筋肉)
日常的な運動とカロリーコントロールが必要なんだよね…。
一方で
食事誘発性熱産生による消費カロリーは、摂取したエネルギーの10%である。
とのことだから、食べることによる消費は意外と大きい。サンドウィッチマンのゼロカロリー理論を思い出すw
特定保険用食品についてもばっさりしてる。
肥満解消に効果のある食品はあるのでしょうが、その効果は非常に小さいといえます。大きな効果があるのであれば、薬になっている。
30ページ弱の読み物で色々新しい知見があって、今までレイアウト固定で敬遠していたのがもったいなかった。
こういうの多読で読みたいけど、レイアウト固定だと辞書引けないんだよなぁ。