心ゆくまで崖っぷちで読む本

中小企業診断士(登録予定)の読書ブログ

【読書362】中島らもの特選明るい悩み相談室 その1

だいぶ前のKindleセールで購入。

今の価値観では炎上しそうな質問、回答が溢れていて、もやっとする部分多いが、相談者側がなかなかにTwitter味があって面白い。

何事によらず、束縛されることの嫌いなうちの主人。家に帰るなり「衣服は束縛だ!!」と叫んで、まっ裸になってしまいます。

これに対する回答が、

あなたのご主人の場合も「衣服は束縛だ」という理屈をつけていますが、これは単なる名分であって、「露出狂」である恐れが多分にあります。

ですよねー。ばっさりばっさり。

このごろ耳障りと思うのは、「旦那」という言葉です。とくに若い女性が夫のことを旦那というのですが、最近では「主人」というより旦那の方が多いようです。私の娘も旦那を連発しますので、「旦那はやめてよ。何だか自分の娘がお妾みたいでいやよ」といったのですが、なかなか直しません。

今ではすっかり定着している「旦那」という言葉に抵抗感を示す質問者。 言葉の移り変わりを見るようだ。

質問者も回答しているらもさんも、今の感覚ではアウト感ある問答を楽しめる方だけどうぞ。