心ゆくまで崖っぷちで読む本

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【読書106】食の世界地図

食の世界地図」(21世紀研究会/文春新書)

 

食に関する雑学本。

タイトルは「世界地図」となっているけど、どちらかというと言葉のルーツ、起源に重きを置いて、その言葉がその食品を指すようになった由来などを記述している。

細かく見開き1ページごとくらいで小タイトルが付けられており、読みやすい。

ヨーグルトはトルコ語だったり、タラモサラダがタラモサラタ(タラモは魚卵)でギリシア料理だったりは知っていることも多かったけど。

 

フランス料理には有名人や著名人の名を関したメニュー名が多いが中華だと素材味付けをそのまま表す料理名が多いとか、もう一歩進んで、なぜ中華で有名人の名前を料理につけるのがなじまなかったのか、みたいな話まであるとなお良いと思う。

最終章に至っては、人名が付けられた料理名の由来についての記載が多くて。そもそも人名で「ナポレオン風」といわれても料理の想像ができない私にはつらい。

 

タイトルから伝播や分布、あるいは土地特有の品種などの話を期待していると、物足らない。

関連書籍を大量に読んだら書けそうな一冊ではある。