[多読]The Magic finger
多読39冊目。

The Magic Finger (English Edition)
- 作者:Dahl, Roald
- 発売日: 2008/09/04
- メディア: Kindle版
久々のロアウド・ダール。多読開始直後に読んで以来かな。 ダールにしては造語が少なく、話自体も短いのであっという間に読めました。
ダールらしく、よく言えば教訓的、ちょっと説教くさい。
狩りを趣味しているグレックさんと2人の息子。 グレック一家はお隣の家の少女の魔法の指で鳥にされてしまい、ハンティングされる側の気持ちを思う存分味わう羽目になる。
鳥になったグレック一家の人たちは体が小さく腕が羽に変化する。 グレック一家と入れ替った鳥たちは逆に羽が手になっている。絵を見るとシュール。 鳥をキャラクタライズするものは羽かもしれないけど、人間側は手じゃない。
この手のもはたんのくんにしか見えないから柴田亜美からのトラウマは深い。
造語が出てきたのはこの一説くらいかな。
‘Don’t worry,’ she said. ‘I can mince it all up very fine and you won’t even know the difference. Lovely slugburgers. Delicious wormburgers.’
鳥になっても虫やなめくじを食べるのは嫌だと泣く息子たちに対するお母さんの台詞。 お母さん、そういう問題じゃない。 そして子どもの好き嫌いに頭を抱えて調理法でなんとかするのは万国共通か。
調べてみたらダールは記念すべき多読1冊目だった。 insolble.hatenablog.jp
実はそろそろマチルダも読めるんじゃない?

- 作者:Dahl, Roald
- 発売日: 2007/08/16
- メディア: ペーパーバック