危険物甲種は80時間で合格できるのか問題
危険物取扱者甲種の試験を受けた。
記録上の勉強時間が77時間だけど、記録は年末からしかとっていないので実際80時間強と思われる。
巷でよく見る1ヶ月合格は可能なのか問題だけど、大学受験で化学を勉強していれば可能。 化学に関する内容を選考し大学等を卒業した者に該当して、甲種をいきなり受験できる人は可能。
ちなみに60時間くらいまでは全く点数が上がらなかった。 正しいもの/間違ったものの数を選ばせたり、日本語の問題も多いので、うろ覚えだとなかなか得点につながらないのが要因と思う。
60時間くらいで覚えていない点、何度も見る問題が明確になるので、そこからよく見るところを見るたびに暗記(私の場合とりあえず書く)。 翌日は前日暗記したところをまず書いてみる。
これで一応法律物化はクリア。 性消も同様に進めた。
一番のネックとなるのは範囲が広く暗記科目である性消。
…という、記事を書いたところで実際に受験して、これはダメかもなぁ、ダメだったら書き直さないとなぁ、と記事を一時保管した。
今回使った問題集が良くなかった感じがする。 全く同じ問題もあったが、見たことのない問題もあり。 何度か見て解法を思い出せれば問題自体は簡単な物化では致命的。
ドキドキしながら結果を待っていたのだが、無事に合格が確認できたので、アップします。
よかったよかった。
【読書452】アイソス特選 【Excellent】 内部監査事例集
アイソス特選 【Excellent】 内部監査事例集 (アイソス ムック)
- 発売日: 2016/09/01
- メディア: Kindle版
最近、資格やラノベが多いけど、普通に仕事関係の本も読んでいる。 ラノベ以上に感想もコメントも書きにくい。
仕事が品証、中でもISOなので、当然内部監査などもやらされている。 本書は在宅勤務期間中に時間があったので読んだもの。
品質だけじゃなく環境や、複合認証を取得している企業を対象に、内部監査の実例を紹介する。
内部監査自体を外部に委託している例、教育の一つと位置づけ若手を監査員にしている例など。 2015年度版への対応云々の話があり、やや古い印象を受けるが、内部監査の社内的な位置づけに四苦八苦しているのはどこの企業も今も昔も同じか。
事務局が今年の重点項目を示し、全体としての方向性をある程度示す等、比較的すぐに真似できそうな内容もあり。 品質目標のレベリングは面白いけど、課題も多そうだ。
情報共有、監査の形骸化、海外への展開などなど、みんな似たような悩みを抱えている。 個人的にも内部監査自体を何のためにやっているのか、正直分からない部分もあり。 事務局なら事務局に専念したい。
買ってあるけど読みきれていない。
ISOも色々ある。
新・よくわかるISO環境法[改訂第16版] ISO14001と環境関連法規
- 作者:鈴木敏央
- 発売日: 2021/04/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
【読書451】タネはどうなる?!: 種子法廃止と種苗法適用で
prime無料本。
元農水大臣の立場から、種子法の廃止と育苗法の成立、その裏側にある外圧、懸念される影響を実際の法文を交えつつ解説する。 大前提としてTTPや種子法廃止に反対の立場で書かれている。
前談として日本における種子生産の現場のレポが記載されている。 かつての勤め先が原原種を生産する場所だったのだが、手作業も多く大変な作業であった。 そこから原種を生産する種子場の方の話を聞いたこともあり、苦労が偲ばれる。
一方で、もう少し効率的なやり方があるのではないか?と疑問を感じたこともまた事実である。
種子生産を民間に委託したものの、種子の出来が悪くなり、結果として公に戻した例が紹介されているが、民間だから悪い、公営だから良いというのではなくもう少し踏み込んだ分析が欲しかった。
種子の値段にも触れられているが、ではなぜそんなに安価に種子が供給できたのか。公的機関で生産するということは、税金が投入されているということでもある。 種子の値段は、たしかに今より上がるかもしれない。結果として農産物の価格も上がるのだろう。だが、それが資本主義経済の中で本来の適切な価格なのではないだろうか。
また、Amazonの書評にも書かれているが、発癌性がA、B、Cで書かれるなど、ロジックの部分には疑問点も残る。 肝心の懸念している理由に?がついてしまう。
法律というのはこうやって読み解いていくのだな、という意味で勉強になった。
【読書450】乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…: 10
今年はラノベも積極的に記録を上げていこうと思う。
好きなシリーズの新刊が出ていた。
流行りの悪役令嬢転生もの。 乙女ゲームの悪役カタリナに転生した女子学生が、自身の破滅を避けるために奮闘するハートウォーミングストーリー。
本来はゲームの主人公として攻略する対象やライバルたちがみんなカタリナ大好きなので、イベントは起こるけど基本的に平和。 このシリーズ、話やキャラクターがシンプルなので、間が空いても思い出したり読み返す必要がなくていい。
こんだけハーレムモード全開で、恋愛要素が薄くて、とても良い。 一応婚約者がいる身なので、みんな婚約者に遠慮して、陰ながら見守っているor堂々と婚約者の邪魔をするスタンスばかりだ。 ちなみに、本作のカタリナは物理的なたらし込みが多め。
相変わらずカタリナのズレっぷりが可愛い。
貴族の令嬢としてぬくぬくと育った私には、世間一般の常識が薄い。 だからもっと世の情勢を知り、やがて農家に就職して自立できるように経験を積んでおく必要がある。
そもそもカタリナが農家を志したのは、カタリナが死なないエンディングの一つとしての国外追放後に生き延びるためだったはずなのに、そして舞台はすでにエンディング後の世界線にきているのに、違和感なく完全に目的と手段が入れ替わっている。
主人公のカタリナ(悪役令嬢)と、カタリナに好意を寄せる登場人物たちの視点が交互に語られる。 分かりやすい部分もあるけど、話が遅々として進まない。 そんなところもなんとなく乙女ゲーム的ではある。
【読書448/449】威風堂々悪女4、5
3巻まで一気に読んで結構好きだった「威風堂々悪女」の新刊が出ていた。
5巻の発売で4巻を読んでいないことに気づいたので一緒に購入。 タイムリープ歴史改変ストーリー。
4巻。
自身が行ってきた歴史改変の影響からか、雪媛の知る史実と、実際に起こる出来事がずれ始める。 タイムリープものの醍醐味だよね。
既知の正史と異なるタイミングで生じた皇帝暗殺未遂事件自体は、雪媛の機転で乗り込えるものの、その後の歴史は玉瑛の世界線では選ばれなかった未来である。雪媛の思惑外れ、一本取られた形に。
散々紆余曲折した挙句、正史通りに雪媛が妖女として死刑にされるのは揺るがないのではないかという気がしてきた。 雪媛は死刑にされるけど、ある程度は自分の人生に納得して死に、しかしその後に尹族の差別は起こらず、玉瑛の望んだ歴史改変自体は成功する、ーというラストを予想(希望)している。
5巻。
要らぬところで嫉妬をかって、芙蓉を流産させたとの濡れ衣を着せられ失脚し後宮を追放される雪媛。
失意に暮れつつ、謀らずも玉瑛としての自分と向き合い、また母への迫害を知り一度は絶望の淵に沈む雪媛だったが、眉娘と燗流との触れ合いの中で、自分を取り戻していく。
ラストは、まぁそうなるよね、という…。表紙がネタバレ案件でした。
雪媛の悪女ぷりなど知らず、雪媛に執着する碧成は不憫だけど、彼のこの後の狂いっぷりが楽しみである。