【読書447】中小企業診断士 最速合格のための スピードテキスト (3) 運営管理 2021年度
あちこち手を出しているのがバレるけど、運営管理が楽しい。 1月TOEIC、2月危険物がひと段落したので、中小企業診断士を再開した。
中小企業診断士 最速合格のための スピードテキスト (3) 運営管理 2021年度
- 作者:TAC中小企業診断士講座
- 発売日: 2020/11/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
生産管理と販売・店舗管理の二部構成で、特に生産管理は製造業のことを幅広く学べる。
製造業で中堅と言われるくらいの年齢になっても、他部署のことは意外と知らないし、学ぶ機会も少ない。
QC検定の2級くらいだと、設計や品質保証以外の人には勧めにくいけど、運営管理はそこから外れる生産管理、調達、営業などの間接に必要な知識、理論がたっぷりだ。
パレート図→ABC分析なら営業の人にも説明しやすいかな、アローダイヤグラムってQCでやったけどこうやって使うんだな、とか非常に気付きが多い。
他の中小企業診断士のテキストでも同じことを言ったけど、製造業の新入〜中堅社員研修とかに使って欲しい。 自業務以外の業務を理解することって、とても大切だと思う。
他業種の人が中小企業診断士を受験する際は苦戦することも多いと言われる運営管理だけど、製造業の自分にとっては知っていることを補完する内容なので、理解もしやすい。
あわせて問題集もやっている。
中小企業診断士 最速合格のための スピード問題集 (3) 運営管理 2021年度
- 作者:TAC中小企業診断士講座
- 発売日: 2020/11/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
ちゃんと知っていないと答えられない設問で、さすがに難関と言われる資格だけある。
久々に勉強が楽しい教科だ。 勉強はするものだなぁ。
今年度は運営管理、経営法務、情報システム、中小企業政策あたりの2日目科目をターゲットにしている。
【読書446】薬屋のひとりごと
妃争いには絡まない立場で常識には疎いタイの主人公が、特殊技能で後宮内のトラブルを解決していく後宮物、王道ファンタジー。
本作の主人公猫猫は色街育ちで毒を愛する薬師であるが、市中で攫われ後宮勤めをしている。 無用のトラブルを避けるため、顔にはそばかすメイクを施し、文字が読めないふりをして、年季があけるまでの年月を粛々とすごすしたたかな少女だ。
しかしそんな猫猫がふとしたことから宮内の赤子の死ぬ理由に気づき、それをきっかけとして帝の寵妃、玉葉の毒見役となることから話ははじまる。
「好奇心は猫を殺すか。」はイギリスの諺だったか。猫猫は九つの命をもちそうな妖怪タイプではないが、まさにこの諺を地でいく性格をしている。
好奇心旺盛というより、毒オタ心を刺激されるとネジが緩むタイプ。
基本的には真面目で正義感があり楽観的で、客観的であろうとするが、悩みや不条理を世の常として切り捨ててしまえる…、どちらかと言うとあまり主人公向きでない感じがする。
同様の後宮物としては「後宮の烏」や「竜が呼んだ娘」などを思うが、それら作品にただようちょっとした暗さがない。 舞台の書き込みよりも人と人との関係性に重きが置かれている感じであるが、キャラクターはみなステレオタイプで、まぁ安心して読める。
正直、これじゃなくてもいいかな、と思うんだけど、暗くなく、重くなく、まさにライトノベル!という感じで、人気があるのは納得である。
薬屋としての知識が、妙に義務教育〜高校くらいの教科書にのってそうと思ったのは炎色反応のせいだろうか。
中学生くらいがターゲットなのかな、と思った。
[TOEIC]TOEIC TEST 単語特急 新形式対策 (TOEIC TEST 特急シリーズ)
TOEIC TEST 単語特急 新形式対策 (TOEIC TEST 特急シリーズ)
- 作者:森田鉄也
- 発売日: 2016/09/07
- メディア: 新書
abceedを再開してちまちまやっている。
ひどい出来…😂
パート5と単語ばかりやっている時の予想スコアは600点くらいだけど、まだまだ下るかも😂
全開受験時に苦手なことが結果に裏打ちされてしまった語彙強化すべくやってみたけど、まぁ、体感も結果も全然できない。
二つくらいに絞れたり、見たことはある単語が増えてきたと思って引き続き頑張ります。
【読書443/444/445】輪るピングドラム
一世を風靡したアニメ「輪るピングドラム」のノベライズ。
放送終了後しばらくしてからプライムビデオで見てはまって、視聴終了後に少しでも謎が解けるかと思って買ったもの。 当然、謎は謎のままである。
高倉兄弟が瀕死の妹陽毬のために謎のアイテム、ピングドラムを探しながら、過去のテロ事件の因縁に向き合う…、と書くとなんとなく普通のファンタジーとかサスペンスぽいんだけど、ペンギンの帽子を被った陽毬が声高らかに「生存戦略!」と叫び、異空間で謎の高飛車姫と化し、ピングドラムがなんなのか分からないまま探し求め、そうこうしているうちに陽毬はまた死に…、というただでさえ込み入った展開が美しい絵、謎のシンボルマーク、登場人物の妄想入り乱れて語られるという、視聴者置いてけぼりアニメである。
僕も、たぶん荻野目さんも強く思ったはずだ。なぜ、このタイミングなのかと。
中巻の晶馬のこのコメントが、視聴者の感想の全てと思う。
「生存戦略!」の決めゼリフ、アニメで見てもおかしかったけど、小説で読むと余計意味わからないなー。
全体としてはアニメの筋をなぞる構成となっており、(アニメ版では描かれないエピソードもあるとはいえ、)アニメ履修者向けの作品。 アニメの方が圧倒的に面白いし、正直、特に読む必要はないと思う。 個人的には、アニメの内容をほどよく忘れた今、割と楽しめたしアニメ版見たい。
「Rock Over Japan」他、ARBの曲が随所で使われている。原曲はAmazonミュージックで聞けるけど、トリプルHの方が良いのでそちらも入れて欲しい。
- アーティスト:A.R.B.
- 発売日: 1999/12/16
- メディア: CD
- アーティスト:トリプルH
- 発売日: 2011/12/21
- メディア: CD
空の境界とあわせて、未読が6冊減り、一仕事終えた感がある。