【読書411】恐怖の谷
久しぶりシャーロック・ホームズ。
恐怖の谷 【新訳版】 シャーロック・ホームズ・シリーズ (創元推理文庫)
- 作者:アーサー・コナン・ドイル
- 発売日: 2015/09/30
- メディア: Kindle版
「緋色の研究 【新訳版】 シャーロック・ホームズ・シリーズ (創元推理文庫)」同様に二部構成で、メインであるバールストン館での殺人事件の謎解きと、その原因となった過去の事件が語られる。
ホームズが出てくるのは、当然謎解きの第一部であるのだが、実際に事件が動く第二部がなかなか面白い。
ミステリーの場合、殺人事件の発覚がスタートとなるため、推理も検討もすでに終わったことに対してのものになりがちである。 しかもホームズの場合は語り手が探偵本人ではなく、探偵自身が完全解明してから話し出すスタイルのため、謎解きに向けて試行錯誤している経緯が見えにくい。
若い頃は大好きだったミステリーをあまり読まなくなったのは、その辺が影響しているのかな、と思った。
二部で語られる彼の人生を考えると、一部のアレは随分とお粗末な感じがする。
時間がなかったからか?平和ボケか?それにしてももう少しなんとかならんかったのか?
子供が↓を見ていたので、モリアーティ教授の出てくるやつが読みたくなったのである。
我が子はいつまでもトムジェリを愛している。
シャーロックもいい加減続き見ようかな。
SHERLOCK/シャーロック シーズン1 Vol.1(字幕版)
- 発売日: 2016/02/22
- メディア: Prime Video
見ると原作読みたくなって買うけど、原作読み終わるまで続き見ないからなかなか進まない。 (そして積読が増える)