【読書392】図解 コーチング流タイプ分けを知ってアプローチするとうまくいく
プライム無料本。100ページにも満たない上に、図解なのであっさり読める。
人を4タイプに分けて、タイプ別の特徴とアプローチ方法を解説した本…というと、かなり乱暴な気がするけど、前書きにもある通り
もとより人をたった4つのタイプに分けることなどできません。でも、なんらかのインターフェイスがないと、私たちは、とどのつまりが、まわりの人を、好き嫌い、自分と同じか違うかなどの2つに分けてしまうのです。(中略)1000人の人がいたら1000のタイプがあることを知るための一つの入口です。
というスタンスなので、アプローチの方法を増やすための本として読むのが良いのかな、と思う。
社会の中では喧嘩するより、苦手なりにやり過ごさなければならなう場面も多い。 嫌いや苦手に分類してシャットアウトしてしまうより、本書のようにタイプ分けして、対策した方が遥かにマシだというのは真理だと思う。
なので、実際にタイプ分けして杓子定規に対応するというのは現実的ではなくて、自分のコミュニケーションのクセの理解して、相手とのコミュニケーションが上手くいかない時のに違うアプローチを検討する、ひいては全体としてアプローチのパターンを増やしていくことでコミュニケーションを円滑にしましょう、というのが趣旨かな、と思った。
真剣に学びたい人向けではないが、軽い読み物としては年代性別職業を問わず幅広い層で参考にできそうな一冊だった。